1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

オンライン就活で学生を阻む「3つの壁」の克服術 複数内定得た学生がやっている対策と心構え

東洋経済オンライン / 2021年7月13日 8時30分

オンライン就活で成功する人の特徴とは (写真:Taki/PIXTA)

就職活動は、大きな制約があるなか進められている。2020年4月に発出された緊急事態宣言をきっかけに、各企業はインターンシップや説明会、面接など、あらゆる選考過程をオンラインで実施することを余儀なくされた。

■ミスマッチが心配

その影響は、再来年の就職を目指す2023年卒(現大学3年生、大学院1年生)の新卒採用においても出ている。エン・ジャパンが運営する新卒学生向けスカウトサイト『iroots(アイルーツ)』を利用している、2023卒学生からは次のような意見があった。

「面接の空気感がわかりにくかった。同様に、自分の熱意が伝わっていないと感じることもあった」

「顔以外の部分、体育会の部活で培った外見的印象を利用することができなかったため、選考において、第一印象でアピールしきれていないと感じた」

「会社については、ある程度自分でも調べられるが、オフィスの雰囲気や働いている人の雰囲気などのソフト面は自分で知ることができないため、ミスマッチが心配だった」

「人と会わない生活の中での就活は一人で抱え込むことが多く、モチベーションの維持が大変だった。ありとあらゆる所から情報が集まり、どれが正しいのか、収集が大変だった」

オンライン選考が当たり前になった就職活動の中で、“壁”を感じている学生も少なくない。そこで、オンライン就活における就活生の必要な"心構え"はどう変化しているのか。そして複数社内定を取得する就活生と、そうでない就活生の差はどこにあるのか。企業の人事担当者やひとつうえの先輩である2022年卒の声を基に探ってみたい。

2022年卒の新卒採用活動に関しては、すべてオンライン選考で完結させる企業が少なくなかった。ただ、就活のオンライン化は、多くの就活生には好意的に受け入れられている。2022卒学生向けに実施した「オンライン就活の実態調査」によると、91.5%の学生が「オンライン就活にメリットを感じる」と回答している。移動時間や交通費といった負担が軽減され、学生にとっても利点は多い。

その反面、オンライン選考ならではの難しさもある。ある企業のグループワークの選考を担当した社員は、「これまでは、表情や声の大きさ、姿勢などを参加態度として評価をしていたが、オンラインだと画面上で読み取るのが難しい。1人1人の発言内容をより注視するようになった」と話す。

ノンバーバル・コミュニケーション(非言語コミュニケーション)における情報量が少なくなった分、「言葉で自分の伝えたいことを表現する」ことの重要性が選考において増しているのだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング