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飛行機で200万マイル貯めて宇宙旅行という裏技 一般の人が宇宙へ行く道のりはまだまだ険しい

東洋経済オンライン / 2021年7月14日 12時30分

2021年は宇宙旅行元年となるのか……?(写真:perming/PIXTA)

2021年7月11日、ヴァージングループ創業者であるイギリスの起業家、リチャード・ブランソン氏が宇宙に飛び立った。高度約85kmまで上昇した後、約70分後に地上に帰還。そして、20日には、アマゾン・ドット・コム創業者であるジェフ・ベゾス氏がやはり宇宙に向けて飛び立つ予定である。

NASA関係者が設立したアクシアム・スペースは、スペースX社の宇宙船クルードラゴンを利用して、2021年9月15日以降に4名の乗客が民間人という3日間の地球周回旅行を実施する予定だ。スペースX社はテスラの共同創業者であるイーロン・マスク氏が率いている。

また、アメリカの宇宙旅行会社スペースアドベンチャーズは2021年12月8日に、ZOZOの創業者である前澤友作氏ら3名をロシアの宇宙船ソユーズに乗せて、国際宇宙センター(ISS)に12日間滞在する、本格的な宇宙旅行を予定している。

■2021年は宇宙旅行元年?

スタンリー・キューブリック監督の名作『2001年宇宙の旅』のタイトルからは20年遅れることになったが、2021年は、宇宙旅行元年と呼べる年になるだろう。

人類史上初めて宇宙に行ったのは、ソ連のガガーリン。1961年のことである。それから60年間にわたり、宇宙は特殊な訓練をつんだ宇宙飛行士のみがアクセスできる特別な空間であった。

もっとも、これまでもごく限られた数の民間人が宇宙に行ったことはある。初めて宇宙に行った日本人である秋山豊寛氏はTBSの社員として報道の役割を持ち、宇宙飛行士の資格も獲得していた。

宇宙飛行士の資格を持たない宇宙旅行は2001年4月、アメリカの実業家、デニス・チトー氏が初めてである。チトー氏はソユーズ宇宙船を利用して、国際宇宙ステーションに1週間滞在した。

その後、10年間に10名程度の民間人が宇宙旅行を行っている。その費用は1席あたり約2000万ドル(約22億円)とみられていたが、2020年の時点で、NASAがロシアのソユーズを利用した場合、1席あたりの金額は8600万ドル(約95億円)との見方もある。

仮に2021年を「宇宙元年」としても、もちろん誰でも気軽に宇宙に行けるようになるわけではない。最大のネックはいうまでもなく費用である。宇宙旅行にはいくらあれば行けるのだろうか。

4つの宇宙旅行の概要をまとめてみた。

会社: ヴァージン・ギャラクティック 
費用: 25万ドル(約2750万円)
宇宙船: スペースシップ2 
定員: 8名(乗員2名・乗客6名)
高度: 約80km以上
滞在時間: 無重力体験は約4分・総飛行時間は約2時間

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