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東京圏、青春18きっぷ使って「うずまき」乗り歩き 1日だけでJR線を500km、朝から晩まで鉄道三昧

東洋経済オンライン / 2021年7月21日 17時0分

東京都心を循環する最重要路線が山手線。1周34.5kmをたどると数多くの路線と並び、それら各線の列車 と出合う(写真:仲井裕一)

鉄道ジャーナル社の協力を得て、『鉄道ジャーナル』2021年9月号「東京圏JR線500kmうずまき乗り歩き」を再構成し、山手線、武蔵野線、南武線など累計163kmを乗り継いだ記事を掲載します。

「青春18きっぷ」を使ったら1日で東京圏をどの程度巡れるのか。山手線1周は必須、武蔵野線は全線踏破してみたいと組み立ててゆき、ベースのルートが描けたら鶴見線はどうか、湘南新宿ラインで山手貨物線から見たら……と枝葉を調整すると460kmを超えるコースができた。ひたすら乗る13時間だったが各線の多彩な表情に触れることができた。

■東京駅から山手線外回りを1周

東京7:01→東京8:09 乗車距離34.5km

朝7時のJR東京駅。山手線外回り品川・渋谷方面の電車は4〜6分間隔でやってくる。あと30分もすれば3分間隔となる。現在の山手線電車はE235系。まずは7時01分発の電車で、山手線1周34.5kmに踏み出す。

11両の中では車両による差もあろうが、混雑とは言えない。E235系の一大特徴である荷棚上の3連画面の動画広告も、座席前の立客に塞がれずによく見える。他の電車では中吊りの中の綾瀬はるかや渡辺直美が、大きな画面の中で躍動している。新橋から田町まで下車が続いて空席も生まれた。ただし高輪ゲートウェイ駅については、開発中の空白地帯であり、動きはきわめて小さかった。

品川で乗客が入れ替わると再び立客が現れ、通勤の流れが実感できる。山手線一周の運行上の起点駅として約1分の停車時間があった大崎では出庫電車が待機していたが、渋谷、新宿へ向けて進んでも急速に込んでくる感覚がなかったのは、新型コロナウイルスで通勤事情が一変した影響だろう。ただ、新宿駅の放送は勢いを増していた。

大崎から池袋まで並行している埼京線は、新宿以南では比較的ゆったり走る。そのため恵比寿付近でゆるりと抜いていった列車が新宿発車後に再び並んだが、池袋へは一転してスピードを上げるので、呆気なく走り去った。高田馬場では、その後続電車も駆け抜けていった。

環状線として北端の辺に位置する大塚、巣鴨、駒込のあたりから、また都心に向けた流れになる。池袋で埼京線が離れた後も、湘南新宿ラインのルートである山手貨物線が並んでおり、グリーン車付き15両編成のE231系・E233系がすれ違う。そして、日暮里や上野からは常磐線や宇都宮線・高崎線からの乗り換えで混雑度が急上昇していた山手線外回りだが、上野東京ラインの開業から6年が経過し、こちらは過去の話となった。

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