1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「スマホ問題で逆上する中1」に必要な1つのこと 子どもに「共感」することで親の行動が変わる

東洋経済オンライン / 2021年7月22日 15時0分

本来は、子どもが初めてスマホを持つときに「詳細なルール設定」をしておくべきですが、すでに使用してしまっている場合、その段階からでも、ルールを決める必要があります。しかし、途中から急に言われても、子どもが極度に嫌がることがあります。大沢さんの場合、現状を鑑みるとこの方法では難しいかもしれません。

また、仮にルールが守れたからといって、勉強に向かうとは限らないことも知っておく必要があります。

■親と子どもの認識の違いを意識しよう

2)時が経過することを待つ

この種の問題は、親子で“問題点が違っている”ことに端を発することも多いです。

・親が思う問題点:「スマホばかりで勉強を優先しない」
・子どもが思う問題点:「自分がやりたいことを優先させてくれない」

つまり、大沢さんが問題だと思っていることは、子どもにとっては問題ではないのです。逆もまたしかりですから、このままでは解決できません。

どちらが正しいということはなく、立場が違うと見方や考え方が大きく異なるのは当たり前です。そこを認識せずにいると、「ちぐはぐ」になってしまうわけです。

子どもがやがて親になる時が来れば、立場が変わります。自分の子どもがスマホやゲームにハマっている状態に直面すると、そこではじめて親の気持ちがわかるようになりますが、そこに至るためには10年、20年と時間がかかります。

3)話し合い

「親子で話し合いをしよう」という提案はよくあります。筆者もこの方法を、多くの親御さんに提案してきました。しかし、「話し合い」はお互いが冷静になり、“大人の会話”ができることが前提です。

大沢さん親子のケースはいかがでしょうか。もし冷静な話し合いができるのであれば、この手段をとりますが、これまでの親子のやりとりから判断すると難しいかもしれません。その場合、対等な話し合いは不可能となり、親子の力関係によって決裂する可能性があります。親のほうが強ければ、親が一方的かつ高圧的にやり込め、子どものほうが強ければ、現状を維持し続けることになります。

以上の「ルールの再設定」「時の経過を待つ」「話し合い」という3つの方法が効果を出すこともありますが、大沢さんの場合は難しいかもしれません。

ルール決めは決裂し、長期間待つことはできず、話し合いすらできない可能性もあります。それがクリアできない以上、子どもが勉強を優先するようになるのは夢のまた夢になります。

そこで、大沢さんにはこれら3つとは異なる別の手段を提案したいと思います。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング