1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

50代から「幸せな人生」送るために手放したい事 幸せな人とただ痛い人の差はどこでできるのか

東洋経済オンライン / 2021年7月29日 13時0分

幸せな50代を送るために「手放すべき」ものとは(写真:PIXTA)

迷い多き50代。これから何をしていけばよいのか迷っている人も多いはず。そんな50代のキャリアについて説く『50歳からは、「これ」しかやらない 1万人に聞いてわかった「会社人生」の上手な終わらせ方』の著者、大塚寿氏は、40代までの常識を「手放す」ことが、50代にとって必須だと語る。その例として「できることを増やす」「人間関係をなるべく荒立てない」「自分の仕事をアピールする」などの常識を手放すべきだというのだが、はたしてその理由とは。

■50代になったら「拡大主義」はストップ

中年以降の肥満の大きな原因は、基礎代謝が落ちているにもかかわらず、若いときと同じような食生活を送るからだそうです。50代の仕事についても、同じことが言えると思います。仕事における基礎代謝が落ちているのに、「あれもこれも」といろいろなことを求めると、むしろ「メタボ」になって動きが鈍くなりかねないのです。そこでここでは、「50代で手放すべきもの」についてお話をしていきたいと思います。

例えばスキルに関して言えば、20代、30代、40代と年齢を重ねるにつれ、「現場のスキル」や「マネジメントのスキル」を増やしていくというのが、これまでの考え方でした。「できることを増やしていく」拡大主義と言えるでしょう。

さらに言うと、必要とされるスキルは「個人スキル」から「組織スキル」へと変化していく傾向にありました。自分1人で成果を出すのではなく、チームを巻き込みより大きな成果を上げるべく、年齢が上がるにしたがって組織スキルを身につけるべき。上司は自分ではなるべく手を動かさず、人を使って成果を上げるべき。そういう考え方が一般的でした。

では、50代になったらどうするか。ここでいったん「拡大主義」はストップしましょう。もちろん、「部門トップ」「役員」「社長」とキャリアパスを上り詰めたいと思っているならば話は別ですが、そうでない人にとっては「無用の長物」になりかねないのです。

むしろ50代に求められるのは、「スキルの絞り込み」だというのが私の考えです。今までいろいろなスキルと向き合ってきて、自分なりに「これは得意だ」「これは苦手だ」というものがあったと思います。

そのうちの「得意なもの」だけに集中し、あとのものは捨て去ってしまう。人を引っ張っていくのが苦手なら、もうそれは諦めてしまう。どうしても数字が苦手なら、もういっそ数字は読まなくていいと達観する。50代以降は「苦手なものをなくす」という発想をやめてしまうということです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング