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マイホーム購入で「FIRE達成」は遠ざかるのか 「引退後の家賃」を試算したことがありますか?

東洋経済オンライン / 2021年7月30日 19時0分

徹底的に仕事で稼いで、徹底的に節約をして貯め、効率的に増やす方法を模索することは大事ですが、そこに「家を買う」も織り込む必要があるわけです。

■FIREに必要なローン計画

家を上手に買うためにはまず、無理のない価格水準の物件を選び、可能な限り低金利でローンを組む必要がありますが、できる限り多くの頭金づくりとできうる限り短い返済計画を立てることがFIRE実現のためにも必要になります。

頭金を多く持つことで、まず借入額を減らします。そして借入額が減るほど完済は近づきますし、ローンにかかる利息を軽減できます。

返済計画を短くすることは、FIRE成功後にローン返済を残さないために欠かせません。また、返済計画を長期に設定するほど利息もかかり続けるため、短期返済を設定するほうが有利になります。

以前、新聞報道で、住宅ローン返済の年齢が今や平均73歳だという記事がありましたが、これではFIREどころではなく、73 歳まで現役で働くことを認めてローン設定しているようなものです。FIRE志望者は45歳で返済が終わるくらいの計画を立ててもおかしいことはありません(その分、返済計画は大変ですが)。

住宅購入は頭金と返済を考えると数千万円の「寄り道」に思えるかもしれません。家を買ったらFIREから遠ざかるのではと考えてしまいます。

しかし寄り道と考えるのはあまり適当な理解ではありません。家賃はいつまでたっても支出ですが、住宅ローンは借りたお金を返し続けるプロセスであり、最終的には持ち家を資産とすることができます。

「家を含めてFIREのプランニングが必要なのだ」と考えるべきでしょう。

山崎 俊輔:フィナンシャル・ウィズダム代表

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