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「無収入の彼」と結婚したい女性が考えた"稼ぎ方" 「犬好き」同士知り合った2人のすごい展開

東洋経済オンライン / 2021年8月22日 14時0分

犬好き同士が結婚に至った、意外すぎる理由とは?(イラスト:堀江篤史)

犬が縁で結婚した夫婦がいる。関東地方の大企業で正社員をしながらアパート経営もしている植松育美さん(仮名、46歳)と6歳下の智也さん(仮名)だ。

Zoomでのインタビューを申し込むと画面の向こう側の2人の間にはクリクリした目の活発な幼児がいる。育美さんが44歳のときに想定外の妊娠をして出産した娘だという。

■親を悲しませないように頑張っていた

「夫との2人暮らしの予定だったので今でも1LDKの部屋に住んでいます。自分たちで借金して建てたアパートの一室です。他6世帯は単身者向けです」

2人の愛犬2匹は同じ犬種で、基本的には飼い主にしか懐かない。子どもが触ると怒って危険なので、現在は智也さんの実家に預けているという。智也さんは家業の会社に入っているため、出勤すると犬に会える。育美さんも週末は犬たちを可愛がりに行く。

智也さんの両親は通算7匹もの犬を飼ってきた愛犬家だ。育美さんの犬も智也さんの実家で過ごすことには慣れている。

「私の犬は夫の犬と仲がいいわけではありません。トレーニングで絡まないようにしています。つかず離れずの距離感を保っているようです。もともとは猟犬として使われていた犬種で、飼い主には忠実だけどフレンドリーな性格ではありません」

朗らかな口調だけれど客観的かつ正確に説明してくれる育美さん。真面目な性格のようだ。特に父親が厳格で、高校時代まではテレビドラマも見せてもらえず、テストでは満点を取らないと叱られるほどだったと明かす。

「親を悲しませないように頑張っていましたが、楽しいことなんてひとつもありませんでした。夫によれば、『人生は修行だ』が私の口癖だったそうです」

そんな育美さんは大学卒業後、会社勤務という修行に没頭する。結婚願望は薄かったようだ。

「人の紹介でお見合いをしたことはあります。でも、結婚ありきで会うと減点方式で相手を評価してしまうのです。結婚でなくてもお付き合いする人は欲しかったけれど恋愛には発展しませんでした」

恋人もなく趣味もない一人ぐらしの生活に寂しさを感じていた育美さん。婚活はもういいやと思ったときに、犬を飼うことを思いついた。

「いいドッグトレーナーの方に出会えたのがきっかけです。その方の紹介で子犬を飼えたので、トレーニングに参加することにしました」

犬との生活はひたすら楽しいことがわかった。毎週末のトレーニングで我が「子」がいろんなことをできるようになっていく。自分が会社に行くときは寂しそうな顔をして、帰ってくると大喜びしてくれる。真っすぐな目で自分だけを見てくれて、車に乗せてどこにでも一緒に行ける。まさにパートナーだ。育美さんは「愛情に飢えていた」ことを犬に気づかされたという。

■出会いはドッグスクール

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