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ゴルフ界「練習生のツアー大会」新設する深い事情 意外と知らないトップ以外のゴルファーの実情

東洋経済オンライン / 2021年8月27日 17時30分

JCGでは「主役は練習生、研修生」としている。つまり、ツアーに出場するためのJGTOの予選会やJLPGAのプロテストを通っていない選手たちだ。石川遼や松山英樹のようにアマチュアで出場したツアーのトーナメントに優勝して資格を得る方法もあるが、まれ。ほとんどは予選会やプロテストを勝ち抜いて、ツアーに進んでいく。

ツアーにはトップのレギュラーツアーの下に下部ツアーという、JGTOのAbemaTVツアー、JLPGAのステップ・アップ・ツアーがある。出場資格を得られていない選手たちは、さらにその下の層に当たる。

■「試合慣れ」できる場が少ない

練習生、研修生は先述したように、ゴルフ場や練習場でツアープロを目指して腕を磨いているのだが、予選会やプロテストは「試合」と同じで、練習場やプライベートのラウンドとは緊張感がまったく違うため、技術はあるのに通過できないという選手がたくさんいる。

その層の選手たちは、出場できる試合がほとんどないため「試合慣れ」できないのが大きな理由になっている。JCGは、そんな選手に試合の場を提供していくことをミッションとしている。このため、レギュラーツアー、下部ツアーに出場している選手(すでに出場機会を持っている選手)は出場できない。

試合方式は男女とも1日トーナメントで1試合60人、賞金総額は100万円、優勝賞金18万円。最下位まで賞金を配分(最低1万円)する。エントリーフィー1万円(税込1万1000円)を補えるように、ということだろう。少ないと感じる方も多いだろうが、賞金よりも試合の経験ができることが重要だ。

トーナメントを運営するのは、JCGマネージメント(JCG社)が行う。丘智将(おか・ともまさ)代表は「初年度は、関西、関東の2ブロックでの開催でプレオープンとします。今後は九州、中部、東北の計5ブロックでの開催を目指したい」と話し、10月から関西ブロックですべて平日の男女各9試合、11月から関東ブロック男女各9試合が行われる。計36試合になる。

年間成績優秀者にはJLPGAのステップ・アップ・ツアー ECCレディースゴルフトーナメント、レギュラーツアーのアース・モンダミンカップのマンデー出場枠など、上位ツアーへの道も用意している。

エントリーの手順の詳細は省くが、JCG社サイトで登録、申し込みをしてJCG社の会員となり、人数によってJCG社で日時や会場を割り振るという。

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