1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「頭皮がにおう人・におわない人」の洗い方の差 夏だからといって「1日2回の洗髪」は洗いすぎ

東洋経済オンライン / 2021年8月28日 19時30分

地肌も顔も、皮膚の構造は基本的に同じなので、どちらも数週間の単位でターンオーバーしています。つまり新しい皮膚が生まれて、表皮から角質になり、最終的に「あか」となってはがれます。洗いすぎると必要以上に角質をとってしまうことになり、そこを修復するためにターンオーバーが早まります。

ターンオーバーが早くなりすぎると、不完全な角質が作られるため、はがれやすくなり、パサパサとしたフケが出てきます(「ひ糠性湿疹」ともよばれます)。「フケが出るから不潔」と思って余計に洗ってしまうと、さらに状況を悪化させます。

もうひとつ考えなければならないのが、表皮の「皮脂膜」です。毛穴から分泌された皮脂が「善玉菌」と混じって「弱酸性」の皮脂膜を作り、地肌をおおっています。これを頻繁にとってしまうと、菌やpHのバランスがくずれるなどして、表皮環境を悪化させます。ひどい場合は炎症を起こしてかゆみが出ることもあります。

体を毎日ボディソープでごしごし洗って何もケアしなければ、乾燥してかゆくなりますね。地肌はドライヤーを当てる分、さらに過酷な環境にあります。

■どうすれば「かゆみ」はおさまる?

対処法は以下の通りです。

湯シャンなどを取り入れて洗いすぎを防ぎましょう。ドライヤーを当てる前に、地肌を保湿するのも一案です。地肌用の保湿オイルや美容液なども売られているので、それらを利用するのもよいですが、敏感肌の人であれば、顔用の乳液を使うのがおすすめです。普段、顔に使っているものでもOK。

顔用の乳液は、べたつかずのびがよいものが多いですし、敏感肌用など、いろいろなものから選べます。

髪が濡れた状態で、地肌に乳液をすりこんでからドライヤーを当てます。ドライヤーはあまり近くから熱風を当てずに、冷風をうまく使いながらゆっくり乾かすと、さらに地肌や髪へのダメージをおさえることができます。

吉木 伸子:皮膚科・美容皮膚科医院長

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング