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「塾ゼロ中学受験」母子家庭の少女が直面した現実 母子家庭で地方在住、というハンデを抱え…

東洋経済オンライン / 2021年9月1日 12時0分

公立中高一貫校の受検に成功し、希望の学校に通う日々を手にしたものの、亜矢さんは不利な家庭状況という現実を再びつきつけられている。

私たちは、「公立=平等」という図式を思い浮かべがちだ。もちろん、日本の教育水準は世界と比べると高いと言える。だが、国内だけで比較した場合、地域や家庭の経済力による格差は歴然と存在している。

多額の費用がかかる塾には通えない、それでも、勉強が好きだという子どもたちでも難関大学へチャレンジする道。公立中高一貫校の開校には、もともとそんな希望も込められていたはずだが、現実は少し違うようだ。

中高一貫校の進学実績はどんどん伸びている。この理不尽な状況を、亜矢さんの通う小学校の先生たちはわかっていたのだろう。先生たちの支えも、亜矢さんの合格には大きな後押しになったと思われる。

経済的に苦しい家庭の子どもたちでも、難関国立大学を目指せる、公立中高一貫校がその役割を担う日がくることを願ってやまない。

宮本 さおり:フリーランス記者

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