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ついにパナ復帰「CEATEC」8年ぶり電機8社揃う訳 各社の業績不振など紆余曲折を経て再興

東洋経済オンライン / 2021年9月16日 8時0分

今年も完全オンラインで開催される(出所:CEATEC 2021 ONLINE 公式Webサイト)

あらゆる産業や業種による超スマート社会(Society 5.0)を目指す総合展示会であるCEATEC(シーテック)が、10月19~22日に昨年に続いてオンラインで開催される。今年は、8年ぶりに電機大手8社(ソニー、日立製作所、パナソニック、三菱電機、富士通、東芝、NEC、シャープ)が出そろうことになる。昨年は登録来場者数が約9.6万人、延べ来場者数は15万人以上だったが、関係者は昨年以上の盛り上がりにしたいと意気込む。

シーテックは、2000年に「エレクトロニクスショー」と「COM JAPAN」の2つの展示会を統合してスタート。幕張メッセを会場に、国内最大の家電見本市として発展してきた。

だが、電機大手の業績不振や事業再編、出展者や来場者の減少により、家電見本市としての存在感が薄れ始めたことなどを理由に、2016年には、脱・家電見本市へと方向を転換。「CPS (サイバーフィジカルシステム)/IoT 」と「共創」をテーマとし、Society 5.0の実現を目指す総合展示会へと生まれ変わった。

■2年ぶりにパナソニックが本体が再出展

一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)など、3団体の共催(※今年からはJEITAのみの主催)であったことから、これらの団体に加盟する主要企業は、長年にわたって、シーテックに出展することが不文律となっていた。とくに電機大手8社は、1年任期のJEITA会長会社を持ち回りで務めており、JEITA主催のシーテックへの参加は、事実上、不可避といえた。

ところが、2013年に電機大手として初めて、日立製作所が出展を見送る(子会社の日立金属は出展)と、2014年にはソニーが出展を取りやめ、2015年には東芝が出展を見送る事態となったのだ。

シーテックが脱・家電見本市を打ち出したのは、電機大手の出展中止が相次いだこのタイミングであった。Society 5.0の総合展に転換したことで、2016年には、日立製作所が出展を再開。2019年にはソニーも再び出展し、さらに、2020年には東芝も復帰した。

その一方で、2019年にパナソニックが出展見送りを決定。2020年は、子会社のパナソニックソリューションテクノロジーが出展したが、パナソニック本体は出展せず、足並みのそろわない状況が長年続いていたのだ。

だが、今年はいよいよパナソニック本体での再出展が決定。シーテックの会場に、8年ぶりに、電機大手8社が出そろうことになったのだ。

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