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「相談されたい男」40代の彼が今も独身でいる理由 彼女と6年間付き合っても消えなかった不安

東洋経済オンライン / 2021年10月2日 20時30分

今回は40代前半の男性。彼には6年間付き合った彼女がいたそうですが──(写真:筆者撮影)

いつかは結婚するはずと思いながら、気づけば独身──。「仕事に生きる」「1人を謳歌する」と決めたわけでもなく、たまたま独身という男女は少なくありません。

結婚してもしなくても自由、そんな時代になりましたが、それでもやっぱり恋愛・結婚については、迷いも多く──。そんな男女に、ライターの松永怜さんがその“胸の内”を聞いていきます。

■芯が通っている彼女にひかれて

親しみやすい笑顔と柔らかい物腰。今回取材に応じてくれた吉村さん(仮名・40代前半)は、身長約170㎝の中肉中背、爽やかなストライプ柄のシャツを着て登場してくれた。

吉村さんは、実家の一軒家で母親と2人暮らし。今まで実家を出るタイミングは何度かあったが、祖父や父の介護を母親に任せていたこともあって、1人暮らしの経験がないまま今に至るという。

趣味は、読書に電子ピアノ。パソコンは秋葉原でパーツをそろえ、自らパソコンを組み立てるほどハマっていた時期もあったそうだ。

仕事は、食料品を扱う業者の事務。専門学校を卒業してから約20年間、転職することなく1つの会社で働いている。

そんな吉村さんは、結婚願望はあったものの「結果的に独身」というひとり。

30代のときに6年間真剣に交際した女性と別れた後、結婚相談所に通おうか迷ったまま、今に至るという。彼女と一緒にいるだけで楽しくて、一途に1人の女性と向き合ってきたつもりだったが、最後は別々の道に進んだのはなぜか。

お相手は30代前半のときに知り合った由利さん(仮名)。吉村さんより7歳年上で、当時40代前半。吉村さんの職場の別部署に、中途入社してきた。由利さんの人柄について聞くと「明るくてちょっと強気。それに芯が通っている人でした。ただ、仕事も家のことも一生懸命で、ときどき自分のキャパシティーを超えるほど、少し頑張りすぎるような面もありました」。

実は2人が出会った当時、由利さんはまだ既婚者だった。由利さんは結婚して半年足らずで夫の浮気が発覚。その後もけんかが絶えず、家庭内別居は3年目になっていたという。夫は家賃、光熱費のみ負担。そのほかの生活費や2人の小学生の子どもの世話は、すべて由利さんが担っていた。すでに食事も洗濯も別で、夫婦の会話もない。そんな状態でもすぐに離婚しなかったのは、収入の不安、子どもを片親にさせたくないとの思いからだそうだ。

■頼られる幸せ

吉村さんと由利さんが初めて会話を交わしたのは、職場の飲み会だった。すっかり意気投合した2人は、すぐに個人的に飲みに行く仲に。次第に、由利さんが仕事や家庭の愚痴をこぼすようになると、吉村さんが相談役となり、気づけば男女の付き合いが始まった。

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