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最新!「有名企業への就職に強い大学」トップ200校 4年ぶりに一橋大学が首位、2位東工大、3位慶應

東洋経済オンライン / 2021年10月2日 8時0分

卒業生数が1013人と少なく、楽天グループの就職者数が群を抜いて多い。一橋大の他のIT企業就職者は、ソフトバンク4人、サイバーエージェント2人、ヤフーやディー・エヌ・エーはゼロだから、決してIT企業志向が高いわけではない。やはり、楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏が、一橋大出身ということが影響しているのだろう。

2位の東京工業大(54.0%)は、学部と大学院をあわせた6年一貫教育を実施している理系の大学だ。就職者の多い企業はソニーグループ43人、日立製作所29人、富士通28人、旭化成グループ、NTTデータ、ホンダが各22人、野村総合研究所21人などだ。大手製造業に強いことがわかる。なかでも旭化成グループは大学別で第1位の採用人数だった。

■トップ10の半数が理系大学

3位は私立大トップの慶應義塾大学で40.9%だ。就職者の多い企業は東京海上日動火災保険82人、三菱UFJ銀行76人、みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、アクセンチュアが各70人、富士通68人、楽天グループ59人などだ。メガバンクはいずれも、もっとも採用者が多い大学で、金融に強いことがわかる。

一方、慶應と何かと比較される早稲田大学は10位だが、400社就職者数はもっとも多い3402人だった。就職者の多い企業は富士通85人、NTTデータ81人、楽天グループ78人など情報通信関係の企業が上位にきているのが特徴だ。

公立大トップは6位の国際教養大学となっている。就職の厳しい女子大では、34位の津田塾大学がトップで、46位の東京女子大学、47位の日本女子大学と続く。東京の女子大が強い結果になっている。

上位は理工系の大学が多く、トップ10のうち5校が理工系の大学だ。過去の例から見ても、コロナ不況で大卒者の就職が厳しくなれば理系人気が高まる。リーマンショックによる不況時でも、大手企業は全体の採用人数は減らしたが、メーカーを中心に理工系出身者の採用はそんなには減らさなかった。

■データについて
データは8月末日現在で卒業生数100人以上の大学が対象。400社実就職率(%)、有名企業400社への就職者数÷〔卒業生(修了者)数-大学院進学者数〕×100で算出。同率で順位が異なるのは、小数点第2位以下の差による。一部の学部・研究科などを含まない大学もある。大学名横の*印は大学院修了者を含むことを表す。設置の「国」は国立、「公」は公立、「私」は私立を表す。大学院進学者数の「-」はゼロまたは未集計。有名企業400社は、日経平均株価指数の採用銘柄や会社規模、知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に選定。東京大学は一部未回答のため表に含まない。

安田 賢治:大学通信 常務取締役 情報調査・編集部ゼネラルマネージャー

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