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1年で英語を習得する人・できない人の「分かれ目」 能力や根気強さに差があるわけではない

東洋経済オンライン / 2021年10月4日 17時30分

英語がすぐにマスターできる人とそうでない人の違いとは……?(写真:Fast&Slow/PIXTA)

英語、資格、ITスキルなどを学び始めたものの、途中で挫折してしまった……そんな人は少なくないはず。特に忙しい社会人が学習を続けるのは難しい。そんななか、元ソフトバンク社長室長の三木雄信氏は、1年で英語をマスターできるプログラム「TORAIZ(トライズ)」を6年前に開発。これまで約6,000人が実際に英語をマスターし、自らの夢をかなえているという。三木氏の最新刊『ムダな努力を一切しない最速独学術』から、途中で挫折せず、目標を達成する秘訣を解説してもらった。

■大人が学習する目的はそれぞれ異なる

日本では長らく、「学習」といえば「集団学習」を意味しました。学校や塾の授業も、大学の講義も、英会話スクールのレッスンも、生徒や受講生は大人数またはグループ単位で参加し、同じ教科書や教材を広げて、1人の教師から一律の指導を受ける。これが日本における学習スタイルのスタンダードでした。

しかし、この方法に限界があることは、すでに多くの人が気づいています。考えてみれば当たり前で、勉強する目的も教材や教師との相性もそれぞれ違うのに、全員が同じ学び方をしたところで、誰もが同じ結果を得られるはずがありません。

特に大人の場合、学習の目的は千差万別です。学生なら、入試やテストのために勉強するケースがほとんどでしょう。しかし、社会人の場合、例えば英語を学ぶにしても、「海外赴任のため」「訪日外国人を案内するため」「TOEICスコアが社内昇進の条件になったため」など、それこそ1人ひとりが異なるニーズを抱えています。

では、大人が最短最速で目標を達成するには、どんな学び方をすればいいか。答えは明白で、「自分自身のゴールを達成するために、個別最適化された学習プログラムをデザインする」です。

ところが日本では、標準化された一律の学習が根付いていたため、ほとんどの人はそもそも個別の目的に応じて学習計画を立てるという発想がありません。

「英語を話せるようになりたい」と思ったら、とりあえず英会話スクールに申し込む。いつまで通うかといえば「話せるようになるまで」、どれくらいの頻度で通うかといえば「価格も手頃だし、週1回コースにしておくか」というのがよくあるパターンでした。

つまりほとんどの人は、なんとなく学習を始めてしまうわけです。しかし、これでは目的地もわからないまま、あてどのない船旅に出るようなもの。結局はどこにもたどり着かず、広大な海で漂流を続けるだけです。

■「学習プログラムをデザインする」作業ができていない

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