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貴重&売れ筋「ロッキー/ライズ」発売2年通信簿 豊富なコンパクトSUVだが5ナンバー車は希少

東洋経済オンライン / 2021年10月6日 10時0分

数少ない5ナンバーSUVのダイハツ「ロッキー」とトヨタ「ライズ」(写真:ダイハツ工業/トヨタ自動車)

ダイハツ「ロッキー」とトヨタ「ライズ」は、ともに5ナンバーのSUV(スポーツ多目的車)だ。ただ、ロッキーという車名には、あまり覚えがない読者も多いかもしれない。一方のライズは、2020年の新車販売で月間販売台数1位に3回入り、年間でも「ヤリス」に次いで2位という記録を残している。発売は、ロッキーとライズともに2019年11月である。

発売から2年を過ぎた今年は、ライズの販売も落ち着きを見せ、2021年8月は5920台で7位、ロッキーは1507台で27位となっている。前年同月比でも、ライズとロッキーはともに63~64%だから、やはりひと段落といった状況にありそうだ。それでも、一昨年の発売開始からの猛烈な売れ行きを示した成果は、路上で見かけるライズの多さに今なお驚かされるほどだ。5ナンバーSUVへの消費者の期待がいかに大きかったかを物語る。

トヨタには、ライズに近いSUVとして「ヤリスクロス」がある。しかしこちらは、5ナンバーハッチバック車の「ヤリス」をもとにしながら3ナンバー車だ。一世を風靡した「C-HR」も「プリウス」をもとにしたSUVなので3ナンバー車であり、その競合といえるホンダ「ヴェゼル」も3ナンバー車、日産「キックス」も3ナンバー車だ。これらの車種は、比較的5ナンバーに近く、コンパクトSUVと呼ばれるとはいえ、3ナンバーであることから駐車場の懸念や、運転に対する心配などがある消費者も多い。そんな中で5ナンバーSUVの選択肢は、スズキの「クロスビー」を除くとロッキーとライズしかないのである。

■トヨタとダイハツが共同開発した2台のコンパクトSUV

ロッキーとライズは、ダイハツとトヨタの共同開発だが、具体的にはダイハツのDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を活用した第2弾の商品に位置づけられる。第1弾は軽自動車の「タント」だ。DNGAは、トヨタのTNGAに似ているが、ダイハツが長年にわたる軽自動車開発から得た知見や技術を、小型の登録車へも適用することを視野に考え出された開発手法である。したがって、ロッキー/ライズの開発はダイハツ主導で行われた。

エンジンは、ダイハツの直列3気筒ガソリンターボで、排気量は1.0Lだ。これに無段変速機(ベルト式CVT)が組み合わされる。また、前輪駆動(FWD)と4輪駆動(4WD)の選択肢がある。5ナンバー枠の小柄な車体はやはり親しみがあり、運転しやすそうに見える。同時に17インチ径の大きなタイヤでSUVならではの逞しさも覚えさせる。リアハッチゲートを開けると、荷室もかなりの容量があり広く、さっそく遠くへ出かけてみたい気持ちになってくる。

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