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「学生からウケがよい」インターンシップTOP10社 2年連続首位のニトリが支持される理由とは

東洋経済オンライン / 2021年10月7日 10時0分

学生から評価が高いインターンシップを実施する企業の特徴は?(写真: kou/PIXTA)

新卒採用のメインイベントは2つある。1つは、言うまでもなく3月1日からの採用広報の解禁だ。大規模な説明会、個別企業の説明会が実施され、就活サイトからのエントリーが始まり、4月に入ると面接もぐっと多くなる。

もう1つのイベントは、インターンシップ。3年生の夏に始まって翌年まで続き、採用につながることも多い。学生の多くも採用直結型のインターンシップを歓迎している。

このインターンシップが一気に増加したのは、採用選考開始が4年生の8月1日に設定された2016年卒採用からだ。そこまで採用日程を後ろ倒しにできない企業の多くが3年生の夏にサマーインターンシップを開いた。2014年8月のことだ。

以来、8年間、インターンシップが開かれ、プログラムが洗練されてきた。また、昨年は混乱気味に登場したオンラインでのインターンシップだが、今年はオンラインのメリットを生かすインターンシップの評判がいい。

■どの企業の評価が高い?

どのような企業のインターンシップが評価されているのかを検証してみたい。何が学生の気持ちを引きつけたのだろうか? 使用するデータは「印象の良かったインターンシップ」の調査結果だ。基となるデータは、HR総研が「楽天みん就」会員対象に、2021年3月と6月に実施した「2022年卒学生の就職活動動向調査」である。

今回の調査は「インターンシップで印象の良かった企業」を1社挙げてもらう設問だが、この数年で大きな変化がある。まずメガバンク系が消え、生損保系が目立つ。エアライン系の2強であるANAやJALは常連だったが、コロナ禍による業績悪化によって今回の調査では消えた。代わって目立つようになったのは楽天グループ。インターネット関連サービスを展開し、携帯電話事業にも進出、知名度を高めているからだろう。そして、最も目立っているのがニトリだ。

「インターンシップで印象の良かった企業」調査で、ニトリが2位に登場したのは2020年卒だ。2021年卒で1位になり、今回の2022年卒対象調査でも1位である。しかも、票数で2位以下の企業に2倍以上の差をつけている。ニトリは70票、2位の三井住友海上火災保険は31票、3位の東京海上日動火災保険と楽天グループは26票だ。もう1つの特徴は、理系の支持だ。理系12票だが、10位までの企業では最多の票数だ。

■2年連続トップの理由

ニトリの知名度は高い。身近な家具や日用品の専門店として学生も利用している。ただ、数年前まで新卒の就職人気ランキングなどで見かけることはなかった。ところが、インターンシップ好感度調査で2年連続のトップである。「ニトリのインターンシップはおもしろくてためになる」という口コミは静かに広がっていき、来年度以降も多くの学生が参加するだろう。

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