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買わずに「もらって暮らす」生き方が最強な理由 誰もが手に入れるべき「現代人必須の魔法」

東洋経済オンライン / 2021年10月17日 6時30分

ご近所さんからアワビとヒジキの煮物をいただいた夜。早速お燗をつけたことは言うまでもありません。こんな夢のような出来事を実現する方法はおいおい……(写真:筆者提供)

疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第28回をお届けします。

■アメリカでも広がる「買わない生活」

先日、当連載をお読みくださっているという翻訳の服部雄一郎さんが、イナガキさんの暮らしに通じるアメリカのムーブメントがあるんですよ! と、一冊の本を送ってくださった。

サブタイトルを見て、おおっとなりましたね。

「買わない暮らしの作り方」

当連載とモロにかぶってるじゃないの!

ちなみにメーンのタイトルは「ギフトエコノミー」。聞き慣れぬ言葉だが、早速読ませていただいて、さらにおおっとなった。

いやーこの人たち、私と同じことしてる!

何をしているのかというと、何かが欲しいと思った時、「買う」のではなく「もらう」という手段を暮らしに取り入れて生活しているのである。

……ハイわかっております。わが国においては、この時点で「え?」と混乱する方が圧倒的多数であろう。だって「もらう」と言えば、誕生日とか、クリスマスとか、結婚したとかなんだとか、すなわちスペシャルな状況の記念として、誰かから何か結構なものをいただくというのが通常の感覚ですよね。

でも、われらがやっているのはそういうことではないのだ。

もっと日常的に、まったくスペシャルでもなんでもない、どうということもない地味な日常生活の中で「もらう」。いや「もらいまくる」のである。

例えばこんな感じだ。

コロナのおこもり生活で、急に野菜を育てたくなったとしましょう。

となると、そうだベランダに置くプランターが要るな……と気づく。

ここで通常なら99%、買いますよね。アマゾンとか検索したりして。

でもわれらは、そうはしない。よし誰かにもらっちゃおうと考え、実際にもらうのである。で、お次は、さて何のタネを蒔こうかナとなるわけだ。ここでハタと、そうだ土も手に入れなきゃってことに気づく。で、これも誰かにもらう。ついでにタネも誰かにもらう。

要するに、普通なら「買う」という選択肢へまっしぐらに進むところを、そうはしない。誰かにもらう。もちろんタダで!

当然のことながらこれには無限のバリエーションがありまして、結婚式に呼ばれたけどキラキラした服を持ってないから誰かにもらう、とか、今日のおかずが一品足りないから誰かにもらう、とか、面白い本が読みたいから誰かにもらう……とかなんとか。要するに何でもアリである。

■欲しいものがタダで手に入る「魔法」

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