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他人にマウントをとる人のあまりに情けない心理 他人の価値を落として自分の価値は上がるか

東洋経済オンライン / 2021年10月25日 19時0分

それにいつでも相手の要望に応えるというのは、相手からすると「いつでもこちらの都合に合わせて行動してくれる人」だと思われてしまいます。たとえ相手の中でそういった自覚はなかったとしても、無意識のうちにあなたを都合のいい人だと認識してしまうのです。

ここであなたに覚えておいてほしいのは、相手の欲求に100%応えなかったからといって、あなたが相手を尊重していないわけではないということです。

誰でも1日に使える労力や時間といったリソースは限られています。また、どこまでは許容できるか、どこからは我慢できないかなどのキャパシティーも人それぞれです。あくまでも、あなたはあなたができる範囲で相手の要望に応えればいいし、無理ならNoと言っていいのです。

あなたが負担に思うほど要望の多い人は、そもそも他人に対する期待があまりにも大きすぎます。「私のためにこれくらいのことはしてくれるよね?」と相手の都合を考えず、勝手に大きな期待をしてしまっています。

もしこういう人の要望を断って「いつもやってくれるのに!」と相手が怒るようであれば、それは相手がわがままなだけで、あなたが悪いのではありません。残念ながら、他人への配慮が足りていない人なのかもしれませんね。

あなたが忙しかったり、余裕がないときには、できる限りあなたの労力や時間をあなたのために使ってください。これは冷たいことではなく、自分と他人を両方とも大切にするための大事な心がけです。

■人から好感を持たれる自慢の仕方

せっかく頑張って何かを成し遂げたのにそれを周りに自慢してはいけないと思ったりしていませんか? たしかに、他人から一目置かれるような実績を残しても、それを周りに「どうだすごいだろ!」とばかりに自慢してしまっては、台無しになってしまう感じがします。

一方で、あなたがどんなことをしてきたのか周りにアピールしないと、せっかくのあなたの魅力が伝わりません。言い方を工夫すれば、相手からの印象を悪くせず、むしろ好感を得ることだってできます。

ではどうすればいいか? 「過去のあなたに比べて今はとても成長した」という言い方なら好印象を持ってもらいやすいはずです。

たとえば「自分は仕事で社長賞を取った」などと実績だけを述べるのではなく「昔は全然仕事ができなかったけど、いろんな人に助けてもらって勉強しながら頑張ったら社長賞が取れたんだ」という言い方にしてみるといいと思います。

なぜこの自慢の仕方がよいのか、その理由は大きく2つあります。

1つ目は向上心があることをアピールできる点です。これなら他人から「この人は努力をしてきて今があるんだな」というよい印象を持ってもらいやすいです。普段から何かに向かって頑張っている人ってそれだけで素敵に見えたりしますよね。

2つ目はあなたの成長のストーリーに共感してもらえる点です。人は基本的にストーリーを好みます。魅力的な漫画のキャラクターは、冒険をする中で強敵に苦戦しながらも少しずつレベルアップしていく、という設定が多いです。

これはキャラクターの姿を見た人が共感し、応援したくなるからです。ストーリーを使えば、あなたも「愛されキャラ」になれるかもしれませんよ。

るろうに:臨床心理士・公認心理師

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