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「お掃除ロボットや家事の外注は手抜き」の落し穴 家事分担と同様に大事な「家事を減らす」投資

東洋経済オンライン / 2021年10月27日 15時0分

子育てをしながらの共働き世帯は家事時間を確保するだけで大変……。では、「家事自体を減らす」というのはいかがでしょうか(写真:naka/PIXTA)

子育てをしながら夫婦共働きで二人ともフルタイムでというご家庭では、家事の時間の捻出が課題となります。1日は24時間と限りがあり、夫婦二人とも自由時間があまりなく、疲れ果ててしまっている夫婦もいます。

『3000以上の家計を診断した人気FPが教える お金・仕事・家事の不安がなくなる 共働き夫婦 最強の教科書』を上梓したファイナンシャル・プランナーの内藤眞弓氏のもとには、そうしたご夫婦が頻繁に相談に訪れるそうですが、「家事自体を減らす」というアドバイスでうまくいくご夫婦も少なくないといいます。「家事自体を減らす」とは、一体どういうことでしょうか?

■料理の品数より大事なこと

家計の相談を受けていると、妻に家事や育児の負担が集中し、疲れ果てた妻がパート勤務に転換することを検討するケースにしばしば遭遇します。

「家事を手抜きせずに仕事と両立する自信がない」

「外に働きに出るなら家事も完璧にしなければ」

「母が私にしてくれたと同じことを子どもにしてあげたい」

上記のように、夫から強制されるケースばかりでなく、妻自らそのような縛りをかけてしまうケースは、いまだにみられます。

「子どものために」と、手作りの食事を何品も用意するのが愛情と思っていたら、実は子どもは料理の品数は求めておらず、もっと遊んでほしかったということもあります。

家事が優先されると、育児の時間は減りますし、早く寝かしつけるために「早く、早く」と子どもを急かすことも多くなってしまいます。

家事は暮らしの基盤です。家事が私たち1人ひとりに必要不可欠なものだとすれば、できるだけその負担を分け合って時間を生み出し、家族で楽しい時間を過ごすほうが、心身を健やかに保つことができますし、仕事へのモチベーションにもつながります。

家庭はこのような安らぎと再生の場であってほしいものです。

そのためにも、家事を1人に集中させず、家族全員で担うことです。子どもにも成長段階に応じて役割を担ってもらいます。

家族全員の家事力がアップすると、誰かが病気やケガで家事ができないときも、他の家族でフォローすることができます。家事力の分散はリスク管理でもあるのです。

家族全員で担うためには現状把握が必要です。まず、どのような家事があるかを洗い出してタスク分けをします。それらを眺めながら、どうすれば家族全員で効率よくこなすことができるかを話し合ってみてください。

■「家事自体を減らす」ことを考える

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