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「お掃除ロボットや家事の外注は手抜き」の落し穴 家事分担と同様に大事な「家事を減らす」投資

東洋経済オンライン / 2021年10月27日 15時0分

お財布との相談にはなりますが、食材と調味料を入れるだけで美味しい料理ができる自動調理鍋を取り入れるのも一考の価値ありです。

また、あらかじめ決まった献立が複数用意され、調理に必要な食材(ミールキット)を届けてくるサービスや、調理済みの食事を届けてくれるサービスを加えてもいいかもしれません。

手間暇と時間をかけて作った食事でも、「早く、早く」と急かしながらすますのでは、何だかもったいない気がします。

せっかくの家族との食事時間ですから、ゆっくりおしゃべりしたり笑い合ったりしながら過ごしたいものです。

いまだに家事や育児は女性が担うものという価値観が根強く、部屋が散らかっていると妻は罪悪感を持ち、夫は妻を責める傾向があります。

お掃除ロボットなどの最新家電を購入したいと考えても、「甘えてる」「手抜きするのか」などと反対されるという声もよく聞きます。

また、便利家電や家事の外注といった共働きのためのインフラ作りを、妻が自分の仕事を続けるために勝手にやっていることと捉えて、夫が傍観者になってしまうこともよくあることです。

■便利家電と家事の外注は家族への「投資」

しかし、夫と妻は家庭運営の共同責任者です。便利家電や家事の外注にかかわる支出は、家族の心身の健康を保ち、今だけではなく将来に向けて、世帯売り上げ(収入)を確保(前回記事「「稼ぎが少ない方が家事をするのは当然」の落し穴」参照)するための、投資と割り切る発想も大事です。

さらに一歩進んで、単に家事(世帯の仕事量)を減らすということにとどまらず、家族で楽しい時間を生み出すためのクリエーティブな支出ととらえてもよいのではないでしょうか。

せっかく家族になったのですから、家庭責任も経済的責任も互いに分け合って担っていけば、喜びは2倍に荷物は半分になるに違いありません。

内藤 眞弓:FP&コミュニティ・カフェ代表

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