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職場の飲み会「不要6割」をあおる風潮に疑問な訳 納得させられる一方で分断に乗っかっていないか

東洋経済オンライン / 2021年11月27日 16時0分

「不要」と感じる人が多いのは理解できるものの……(写真:Fast&Slow/PIXTA)

12月が間近に迫り、職場で忘年会の話が浮上する季節になりました。そんなタイムリーな時期に発表された日本生命のアンケート調査結果が波紋を呼んでいます。

このアンケートは、「職場での“飲みニケーション”が必要か不要か」を各年代の男女計7774名に尋ねたもので、今年の結果は「不要・どちらかといえば不要」が61.9%で、「必要・どちらかといえば必要」の38.2%を大きく上回りました。

ちなみに昨年は「不要・どちらかといえば不要」が45.7%、「必要・どちらかといえば必要」の54.3%、一昨年は「不要・どちらかといえば不要」が42.7%、「必要・どちらかといえば必要」の57.3%であり、今年は2017年の調査開始以来、初めて「不要・どちらかと言えば不要」が上回ったそうです。

しかも驚かされたのは全年代で、ほぼこの割合だったこと。決して「若い人たちだけがそう言っている」というわけではないようなのです。

これを受けてネット上にさまざまな声が飛び交っているほか、民放各局の情報番組もこぞってフィーチャー。24日に「めざまし8」(フジテレビ系)、「ひるおび!」(TBS系)、「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)、25日に「スッキリ」(日本テレビ系)、「バイキングMORE」(フジテレビ系)などでピックアップされ、MCやコメンテーターが意見を交わしました。

現在も「必要派」「不要派」のそれぞれが声を挙げていますが、納得させられるものがある一方で、もしかしたらそこに本質はないのかもしれません。この「職場での“飲みニケーション”が必要か不要か」というアンケート自体に疑問を抱かざるをえないところがあるのです。

■どこまでも明確な「不要」の理由

そもそも「飲みニケーション」とは、主に職場の同僚などとお酒を飲みながら親交を深めること。

日本生命のアンケートでは、今回6割を超えた「不要・どちらかといえば不要」の理由として、主に「気を遣うから」(36.5%)、「仕事の延長と感じるから」(29.5%)、「お酒が好きではないから」(22.2%)、「拘束時間が長いから」(20.8%)、「お金がもったいないから」(19.9%)、「職場でコミュニケーションが十分取れているから」(15.8%)の6項目が挙げられていました。

また、「スッキリ」の街頭インタビューでは、「上司とは仕事場での上司と部下という関係以上のものは必要ない」「お酒が弱いので『酔っちゃいけないぞ』と緊張する」「飲むのは好きだけど、気の合わない人と行くのがつらい」「やらないのが当たり前になっているので、やりたいという気持ちがない」などと、率直な不要の理由が続出。

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