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経験者が激白!流行する「ギグワーク」過酷な末路 若者たちはどうしてのめり込んでしまうのか

東洋経済オンライン / 2021年11月30日 7時40分

ネット経由で引っ越しの仕事をしていた31歳の男性が巻き込まれたトラブルとは(筆者撮影)

自分の仕事のスタイルや働く時間や場所を自由にしたいと選択する若者の受け皿となっているのが、飲食宅配大手のウーバーイーツなどに代表される、インターネットを通じて単発の仕事を請け負うギグワークだ。国が昨年実施した「フリーランス実態調査」によれば、その約3割を30代までの若者が占める。

好きな時間に好きなだけ働けるメリットがある一方、雇用は不安定で、所得も低いという人が少なくない。さらに労働法規でまったく守られないという、大きな落とし穴が待ち構えている。

貧困に陥った若者たちを追った4日連続でお届けする特集「見過ごされる若者の貧困」2日目の第1回は、ギグワークの実態に迫る(1日目の記事はこちらからご覧ください)。

【2日目のそのほかの記事】
第2回:若者がハマる「ギグワーク」脱法的仕組みの大問題
第3回:「最低賃金も稼げない」米国ギグワークの衝撃実態

「突然に掲載停止されるまでは、ほぼすべての仕事はここに依存していました。仕事をさらに増やすために、新しいトラックを購入したり、倉庫も借りたりしたばかりだったので、ものすごいショックでした」

引っ越し業を営む都内在住の男性(31)は当時を振り返り、そう憤る。

男性は大学卒業後に就職し、主に法人営業を行っていた。ただ営業マンだったころから、会社が休みの土日は、引っ越しなど便利屋業務を行っていた。

「もともと東京郊外の街で育ち、学生時代から地元愛が強くて、お酒を一杯奢ってもらったお礼で引っ越しを手伝うような性分でした。職人として生きていきたい気質は、企業に就職した後も続きました」

20代後半で退職し、不用品回収のノウハウを取得するために、自治体のごみ収集業で働いたりもしていた。そんな男性が、このデジタル・プラットフォームと出会ったのはそのころのことだ。

「たまたま知人から、ここは仕事の量が豊富なので仕事を覚えるためにとりあえず登録してみなよと勧められて気軽に始めたら、すっかりのめり込んでしまいました」

■ひっきりなしに仕事の依頼がきた

このプラットフォームはネット上で、引っ越しや家事代行などのサービス提供者と利用者をマッチングするものだ。提供希望者は氏名やメールアドレス、電話番号などを入力し、登録を申し込む。依頼が入り稼働すると、契約金額の2割を手数料としてプラットフォーム側が徴収する。

男性は2019年6月に登録し、審査が完了すると、プラットフォーム上に個別ページが掲載された。

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