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「1日3食」食べる人に密かに迫る老化のリスク 健康的に年齢を重ねるためにいますぐできる事

東洋経済オンライン / 2021年12月6日 17時0分

日本では、健康のためには1日3食食べることが必要とされていますが…(写真:PIXTA)

老化の研究や理解はまだ黎明期とはいえ、ひと昔前と比較すると劇的な進歩をとげている。マウスでの実験ではあるが、一回のリセットで眼球や網膜の再プログラム化ができ、視力を回復することができるというから、革命の一歩手前と言っても過言ではない。

30年前から老化研究に心血を注いできたデビッド・シンクレア氏は、「老化の多くは遺伝子ではなく、いかに生きるかである」という。いかに生きるかが、遺伝子のスイッチのオン・オフに影響を与えるので、彼自身は最も健康的な生活を実行しているという。本稿ではシンクレア氏など世界の科学者8人のインタビューをまとめた『人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること』より、シンクレア氏が考える「老化を抑える方法」を紹介する。

■一日3食も必要ない

─―老化について熟知しているあなたは、実際にどのような生活を送っているのですか。

最近は健康にますます注意を払うようになっています。20代のころは、食事の量を抑える「沖縄ダイエット」をしたことがあります。当時は若かったこともあり、続きませんでしたが(笑)。いまは一日2食で、朝食はとりません。最近はランチをとらないことも多く、食べるとしても低カロリーのものだけです。

─―日本では一日3食が健康の基本だと教わります。あまり食事をしないほうが健康にいいということですか。

すべての人が実践できるアドバイスがあるとすれば、食べる回数を減らすことです。一日3食も必要ありません。サーチュイン遺伝子という長寿遺伝子は、空腹でやせていないと活性化されない。エクササイズはその遺伝子のスイッチをオンにします。身体を「complacency(現状満足状態)」から脱出させないといけません。医学用語では「hormesis(ホルメシス:毒物が毒にならない程度の濃度で刺激効果を示すこと)」と言いますが、身体は殺さない程度に刺激すると強くなります。

階段を歩いて上ったり、デスクの前で立って仕事をしたり、食事を抑えたりすることで、身体はサバイバルに対する脅威を覚えます。それと戦う要素が、老化や病気から私たちを守ってくれるのです。

―─日本は男女の平均寿命が84.4歳(WHO調査、2019年)と、世界一の長寿大国です。ただ、長生きすればいいというものではなく、健康に生きたいものです。

老化を減速させれば、心臓病、がん、糖尿病、アルツハイマー病など、あらゆる疾病の進行を遅らせることができます。われわれのアプローチの目的は、健康寿命を延ばし、その後、病気になったとしても数週間で死んでいく、そんな人生です。

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