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結果に結びつく「実践→分析」の4ステップ勉強法 自分の弱点や改善点を見つけ試験に活かすコツ

東洋経済オンライン / 2024年9月26日 16時0分

成果を出すには、「分析」がものを言います(写真:玄武/PIXTA)

資格取得や語学勉強、デジタル知識のブラッシュアップなど、スキルアップのために取り組みたいと思っても、仕事をしながら勉強するのは時間、モチベーション共に自助努力ではなかなか難しいものです。

短い時間で効率良く成果が出せる勉強法はないものか――。「だれでも、どんなに時間がなくても結果の出る勉強法」を編み出した石黒由華さんの著書『夢を先送りしない勉強法』より一部抜粋・編集してお届けします。

過去問の「実践→分析」で努力を成果に

試験合格もスキルアップも、実践が命。できるだけ多くの問題を解いて、本番に臨みましょう。

ただし、過去問や予想問題を「ただ解く」だけでは、得点アップにはなかなかつながりません。成果を出すには「分析」がものをいいます。解き終わったあとに、次回受けるときにどうすればもっと高得点が取れるか、自分の弱点や改善点を「分析」することが大切です。

具体的には次の4点です。

①「時間配分」の分析

テストで「時間が足りない」「ケアレスミスが多い」と感じたら、時間配分を分析してみましょう。時間配分を工夫すれば「時間が足りない」を解決できるだけでなく、「時間が足りなくてミスする」ことも減らせます。

過去問や予想問題を解いてみて、「時間が足りなかった」と感じた場合は、

「どこに時間を割き過ぎたか?」

「どこに時間を割くべきだったか?」

を振り返ってみましょう。そして「Part1は〇分、Part2は〇分、Part3は〇分、見直しは〇分、それぞれのPartで1問につきだいたい〇分」というように、次回からの時間配分を考えます。

あわせて、「解く順番」についての戦略も練りましょう。

たとえば、私はTOEICのリーディング試験で、「時間が足りず全問解ききれない」「見直す時間がなくケアレスミスを直せない」ことで悩んでいましたが、「前半の穴埋め問題は手早く解き、後半の長文読解にしっかり時間をかけ、最後に穴埋め問題に戻り、不安な箇所を中心に見直しを進める」という戦略を立てたことで、大幅に点数アップできました。

それまでは、前半の穴埋め問題を完璧に解こうとして長文読解の時間が足りず、最後まで解けなかったのですが、穴埋め問題のミスを防ぎつつ、長文読解に集中できるようになったのです。

本番で正確性と早さを出すテクニック

②「本番での解き方」の分析

本番で正確、かつスピーディに解き進めるためのコツやテクニックを考えます。たとえば、私はTOEIC試験で次のようなコツを見つけ出すことで、速く正確に解けるようになりました。

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