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大阪に爆誕「うめきた公園」があまりに凄かった件 グラングリーン大阪は再開発の転換点になるかも

東洋経済オンライン / 2024年9月26日 10時30分

グラングリーン大阪に向かうまでの道には、オープンを知らせる看板が(筆者撮影)

大阪・北区大深町に9月6日、「グラングリーン大阪」(正式名称はGRAND GREEN OSAKA)の一部が先行開業した。

【画像13枚】東京にもこんな公園が欲しい…大阪梅田に爆誕「うめきた公園」の全貌

これは、梅田駅北側、通称「うめきた」再開発・第2期の目玉となるもの。もともと、梅田駅の北側には「北ヤード」と呼ばれていた梅田貨物駅のコンテナヤードがあり、そこを再開発した形となる。同じエリアには、2013年に再開発第1期として「グランフロント大阪」(GRAND FRONT OSAKA)が開業していて、うめきたエリアの全貌が徐々に見えてきた。

グラングリーン大阪、開業してからまもないが、都市論関係者からは非常に評判がいい。特に評価が高いのが同施設内にある「うめきた公園」。広大な芝生と噴水広場が広がり、そこで遊ぶ多くの子どもたちの姿を見て「都市の再開発はこうあるべきだ」なんて意見がSNSを中心に多く見受けられた。

都市関係者からの評判があまりにもいいので、私もさっそく現地に訪れてみることにした。そこで感じたのは、しばしば取り上げられるうめきた公園だけでなく、同じタイミングで公開されたビルのほうも、かなり面白い、ということだ。実際のレポートとともに、その面白さを解説したい。

大阪に突如出現した大緑地「うめきた公園」

まずは、すでに大評判の「うめきた公園」について。現地の写真を交えて紹介したい。

【画像13枚】東京にもこんな公園が欲しい…大阪梅田に爆誕「うめきた公園」の全貌

ここは、今回の再開発の目玉ともなる場所だ。まず、驚くのはその広さ。公園全体は約4万5000㎡の広さを誇り、駅に直結する都市型公園としては、世界最大規模の大きさになるという。

ちなみに約4万5000㎡は、東京ドーム1個分とほぼ同じ大きさ。ビルがひしめく大阪駅の近くに、このサイズの緑地が出現したこと自体、驚く要素の一つだろう。

公園自体はサウスパークとノースパークの二つに分かれている。サウスパークのほうに噴水広場と芝生広場があって、芝生広場は約5100㎡にわたる。私は数回、同地を訪れたが、平日の午後でも、多くの人がこの芝生に寝っ転がって過ごしていた。

夏だとだいぶ暑いのでは……?と思われるかもしれないが、日陰の芝生は予想以上に涼しく、夏でも十分過ごしやすい。だからみんな寝そべっているのだろう。

寝そべる人々の視線の先には噴水広場がある。そこでは多くの子どもたちが水遊びをしている。少子高齢化が叫ばれて久しいが、ここには驚くほどたくさんの子どもがいて、大阪だけは少子高齢化が進んでいないのでは!?と思ってしまうほどだ。

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