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老眼をテクノロジーで解決するメガネ型デバイス クラファンで4億調達に成功したViXion01に新モデル

東洋経済オンライン / 2024年9月26日 13時0分

レンズ部分が一般的な形状になったのも、単にデザイン的な変化ではない。アウターレンズは、サングラスのように色がついたものにも変更できるし、乱視調整用レンズを眼鏡店でオーダーして組み合わせることもできる。

近視用のレンズを付けて、遠いところはそれを介してピントが合う状態になっていれば、近くはViXion01Sだけでもピントが合うようになる。乱視調整用のレンズをつければ、ViXion01Sを介して見ている部分にもその効果が及ぶ。

実際に、装着して電子回路などを見てみたが、最近諦めていた細かい部分が見えるのは感動的な体験だった。

プラモデルや電子工作の細部を見て、ちょっと離れたところにある説明書を見る……というような、焦点距離が往復する作業シーンでは、メガネを外したり替えたりといった煩わしさから解放してくれる。

『不自由』をテクノロジーがサポート

アップルのAirPods Proは、秋のアップデートで周囲の音を集めて強化し、難聴をサポートする「ヒアリングサポート」を実装する。ウェアラブルデバイスが、人類が避けられなかった“加齢”による機能低下問題を、少しずつ解決してくれるようになったことを肌で感じている。

今後、高齢者社会へと推移していく日本において、テクノロジーの力を借りて、健康だったときと同じように行動できる人が増えていくのは素晴らしい。

村上 タクタ:編集者・ライター

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