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「生物多様性保全」への支出額が多い企業トップ100 取り組みは進んでいるもののTNFD対応は道半ば

東洋経済オンライン / 2024年9月29日 16時0分

以下、6位日本電信電話(NTT)、7位資生堂、8位NTTドコモ、9位日本製紙、10位オムロンと続く。

生物多様性保全活動への支出額の平均値は増加

次に、生物多様性保全に関連する全体的な傾向をみてみる。『CSR企業総覧(ESG編)』2023年版から2024年版にかけて、生物多様性保全活動への支出額の平均値は177.4百万円(対象社数は524社、以下同)から237.3百万円(530社)へと増加した。

一方で、TNFD開示への対応については、2024年版では「行っている」が13.0%、「検討中」が35.2%、「行っていない」が49.4%、「その他」が2.5%であった(1080社)。生物多様性に関連する取り組みは進んでいるものの、TNFDへの対応は道半ばだ。

なお、いずれの集計値も、『CSR企業白書』2023年版、『CSR企業総覧(ランキング&集計編)』2024年版に収録されている。

今回のランキングに掲載されている企業は、昨年のランキングから継続して上位にランクインしている企業が多く、さらに取り組みが進んでいる印象だ。今後は、取り組みを進める企業の裾野が広がっていくのか、全体の傾向にも注目したい。

1~50位

51~100位

伊東 優:東洋経済『CSR企業総覧』編集部

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