ダイエットで「カロリーゼロ飲料」を選ぶ人の盲点 医師が説明「代謝が落ち太りやすくなる危険も」
東洋経済オンライン / 2024年11月23日 8時50分
ただし、コーヒーは飲みすぎると胃に負担をかけ、睡眠の質を下げます。飲む際は、できるだけ砂糖を控え、無糖か少量のミルクを入れて飲むといいでしょう。
フルーツは「1日1種類」が基本
フルーツは、ビタミンやミネラルが豊富で美容や健康によいというメリットがある半面、糖質が多く太りやすいというデメリットがあります。
ひと昔前までは美容のためにフルーツをたくさん食べるのがよいという風潮がありましたが、ここ数年は、「果物=太る」というイメージが定着し、太りたくないからという理由で、食べるのを控えている人も多いようです。
確かに、フルーツには果糖と呼ばれる糖質が多く含まれます。果糖はほかの糖質よりも吸収されやすく、すばやく中性脂肪に変えられるため、太りやすい糖質といえるでしょう。
特に近年は品種改良により、糖度が高く甘いフルーツが増えており、こうした甘いフルーツを毎日たっぷり食べていては、肝臓太りの原因となってしまいます。
一方で、フルーツには現代人が不足しがちなビタミンやミネラルがバランスよく含まれており、調理をせずにそのまま手軽に食べられるという点でも、まったく食べないのはもったいないといえます。
「何を、いつ、どのくらい食べるか」に気をつけ、かしこく付き合っていくといいでしょう。
ポイントは、マンゴーやりんごのように糖度の高いフルーツは控え、グレープフルーツなどの柑橘類や、ポリフェノールが豊富なブルーベリーなどを選ぶこと。フルーツの盛り合わせなど、数種類を一度に食べようとすると糖質量をオーバーしてしまいやすいので、一度の食事で1種類を1個までと決めておくと、糖質の取り過ぎを防ぐことができます。
バナナは糖質量が多いのですが、ビタミンやミネラルのバランスがよく、食物繊維も豊富に含まれます。糖質の多いほかの食品の摂取量を減らすなどして、調節しながら適量を食べるぶんにはよい健康効果を発揮してくれます。
また、夜に食べると脂肪として蓄積されやすいので、1日の活動がはじまる朝食で食べましょう。
成分表示を見るクセをつける
食品添加物とは、保存料、着色料、甘味料、発色剤、香料など、食品の見た目や品質のために使われているもの全般を指します。
味や見た目をよくし、品質を保つうえで重要な役割を担ってくれますが、添加物の多い食品を食べると、添加物を含まない食品を食べたときよりも、肝臓はフル回転で解毒作業をしなくてはなりません。
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