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プロ作家が取材で実践「本を書くための」ノート術 取材では「ICレコーダー」あえて使わず手書き派

東洋経済オンライン / 2024年11月23日 16時0分

〇ポイント4
小テーマを深く掘らなければ、読者は意外性の背景にあるものを理解してくれない。それには、事前に用意した質問を順番に投げかけるのではなく、進行形の会話の中から「次に何を聞けば、話が深まるか」を考えるべきだ。時として、その質問が同時に3つも4つも浮かぶことがあるので、忘れないうちにマス目の外の空欄にメモしておく。

先に、私はこの一連のノートの取り方を「テーブルを挟んでインタビューを行う時」と条件をつけたが、それには訳がある。相手と立った状態で話を聞く時は、いくらノートを出していても、半分に畳んだ状態でなければ安定せずに字を素早く書くことができない。こういう時は、ノートを半分に畳んだ状態で、上の方に相手の言葉を書き、下の方にそれ以外の情報をメモするようにする。

いずれにせよ、重要なのは、小ストーリーを構築していくためのノート術、そして書籍としてまとめるためのノート術である点だ。人によって適した方法は違うが、一つの参考にしていただけたらと思う。

このノート術からダイレクトに説得力のある文章を構成していくコツは『本を書く技術』を参照してほしい。

石井 光太:作家

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