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橋本環奈、広瀬すず「朝ドラ女優にアンチ湧く」ワケ なぜNHKの朝ドラに主演すると過剰に叩かれるのか

東洋経済オンライン / 2024年11月23日 9時0分

再放送やBSでの放送なども含め、視聴率という点でドラマ最高レベルをキープしていること。放送中の月曜から金曜だけでなく、総集編の土曜、放送のない日曜にも記事が量産されていること。だから「テレビコンテンツの中で最も視聴者層が広い」と言われていることなども含め、影響力の大きさがわかるのではないでしょうか。

その朝ドラに半年間出演し続けるのが主演俳優。主人公の生涯を描くことの多い朝ドラは、年月の経過とともに舞台が変わり、出演者も入れ替わるのが定番ですが、主人公だけはずっと物語の中心に居続けます。

主人公を演じる主演俳優が特別なのは言うまでもなく、特に大半が女性主人公の作品であるため、朝ドラ主演は女優たちにとって最高峰の名誉。知名度は飛躍的に上がり、民放各局も朝ドラ主演女優を競い合うようにキャスティングするなど、ステイタスが大幅に上がります。 

かつては「人生が変わった」というケースも多く、最近では今年3月まで放送された「ブギウギ」の趣里さんがそうと言っていいかもしれません。

そのため作品だけではなく主演女優に関する記事をメディアがアップするのは自然な流れ。ただ、2022年に放送された「ちむどんどん」と主演女優の黒島結菜さんがそうであったように、ネガティブな記事のほうがPVは伸びやすいため量産されやすく、それは放送が終わってからも続いていきます。

放送中かどうかにかかわらず「近年の朝ドラ主演女優」というだけで、メディアからその言動を注視されていることは間違いないでしょう。実際、広瀬さんのケースはまさに狙われたものでした。

一言一句、一挙手一投足を注視される

広瀬さんが批判されたのは、「広瀬すずの『よはくじかん』」(TOKYO FM)という冠ラジオ番組での発言でした。

冠ラジオはファンに向けてリラックスして話せる場であり、しかも相手は公開中の映画「AT THE BENCH」の共演者。最初から好印象であり、プライベートでも食事したことを明かすなど、親しい仲ならではのなごやかな会話だったことは明らかでした。

しかし、記事では「なんかすごくひねくれてるなと思う」「こういうことを悪びれもなく言っちゃうところも素直では片付けられないよなーと思った」「この子は言葉選びが下手だからあまり喋らせないほうがいい。自分の言葉で話すほど好感度が下がるタイプ」というネット上のネガティブなコメントのみを抽出。

さらに、「軽率な言葉遣いは過去にもあった」として9年前のバラエティで発したコメントを引っ張り出して批判をあおりました。

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