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Androidの次世代検索「かこって検索」が便利すぎ コピペできない画像の文字を全コピー→翻訳

東洋経済オンライン / 2024年11月29日 9時50分

対象を指で囲むことで検索ができるかこって検索。当初はPixelとGalaxyの一部のみに対応していたが、徐々に利用できる機種が広がっている(筆者撮影)

グーグルは、Androidスマホを対象にした“新たな検索”を徐々に拡大している。「かこって検索」が、それだ。

【画像】指で囲った部分を自動的に選択し、それに関連した情報が表示される直感的な検索

指定した範囲をAIが自動的に検索

この機能は、元々サムスン電子のGalaxyシリーズとグーグルのPixelシリーズからスタートし、段階的に対応モデルを増やしている。12月にau/UQ mobileから発売されるシャオミの「Xiaomi 14T Pro」や、12月にソフトバンクが販売を開始する「Xiaomi 14TuPro」も、この機能に対応。国内メーカーでは、シャープの「AQUOS R9 pro」でも、かこって検索が利用可能になる。

かこって検索とは、ユーザーが指定した範囲の画像をAIが認識し、自動的にそれを検索する機能のこと。いわゆる画像検索に近いが、スマホ上で今表示しているものを、そのまま調べられるのが特徴だ。画像を保存したあと、グーグルを開いて検索するといった手順と比べ、大きく操作を短縮できる。

5月にアメリカで開催されたグーグルの開発者向けイベント「Google I/O」では、2024年末までに全世界で2億台の端末がかこって検索に対応することが明かされており、そこに向けて11月から対応するメーカーが順調に広がっている。では、かこって検索ではどのようなことができるのか。通常の検索にはできない、同機能ならではの検索テクニックを解説していきたい。

画像情報を深掘りしたい時に便利

かこって検索は、Androidスマホの画面上に表示されている画像が何であるかを調べるための機能。SNSやウェブメディアで紹介されていた商品の写真を調べ、より詳しい情報を得たり、実際に販売しているサイトにアクセスしたりといったことが可能になる。同様のことはこれまでも画像検索でできたが、かこって検索はそれをより直感的なユーザーインターフェースにしたものと言えるだろう。

操作方法はいたってシンプルで、検索したい画像が表示されている状態でホームボタンを長押しする。ジェスチャー操作に設定している時には、ホームボタンの代わりに、画面下に表示されているナビゲーションバーを長押しすればいい。これでかこって検索が起動するため、あとは検索したいものを指で囲うように範囲指定するだけだ。検索結果は、画面下部に表示される。

検索精度は対象にもよるが、比較的特徴のある服などのアイテムであれば、しっかり同じものが見つかることも多い。一方で、スーツのようにぱっと見の写真で区別がつけづらいようなものは、本来とは異なる結果が出てしまうこともある。デジタルガジェットも同様で、カメラなどのディテールに特徴がある形状であるほど、検索結果が正しくなりやすい傾向はある。逆に、正面から撮った写真だと、どれも同じように見えるためか、正しい結果にならないこともあった。

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