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世界で売れる「傑作ミサイル」日本で製造か!? 最新ステルス機も搭載 アメリカと “共同生産”目指す

乗りものニュース / 2024年9月26日 6時12分

日本の航空自衛隊が運用しているF-35。AIM-120C中距離空対空ミサイルを搭載する(画像:航空自衛隊)

空自ではF-35Aが搭載するミサイル。

防衛装備庁が国内生産に向けて情報提供企業を募集

 防衛装備庁は2024年9月20日、アメリカが開発したAIM-120「アムラーム」中距離空対空ミサイルについて、日本国内での生産に向けた協議を円滑に進めるため、情報提供企業を募集すると発表しました。

「アムラーム」は、欧米の空軍・海軍で広く採用されているミサイルです。ミサイル自体に標的を追尾する機能があり、機体側で誘導する必要がありません。いわゆる「アクティブ・レーダー・ホーミング」と呼ばれる誘導方式で、発射後に母機が即離脱できる「撃ちっ放し」能力を備えます。

 日本は戦闘機に搭載するミサイルの国産化を進めてきましたが、最新のF-35Aには国産ミサイルを搭載できないため、F-35用として「アムラーム」を輸入しています。2024年7月に開かれた日米安全保障協議委員会「日米『2+2』」では、両国が「アムラーム」の生産能力拡大のため、機会を追求していくことで合意しています。

 防衛装備庁は、情報提供企業の要件として、空対空誘導弾の生産実績があることや、国内に主要な製造設備を持つ企業であることなどを挙げています。

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