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国道1号BPの“ボトルネック”解消へ 新東名と市街を結ぶ「新大井川橋」区間が2024年度に拡幅

乗りものニュース / 2024年9月27日 12時12分

国道1号島田金谷バイパスの旗指IC。2024年8月下旬撮影(画像:国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所)。

国道1号島田金谷バイパスの旗指IC~大代IC間が、2024年度に4車線化します。

旗指IC~大代IC間が4車線化

 大井川を渡る国道1号島田金谷バイパスの“ボトルネック”が、2024年度に改善されそうです。

 島田金谷バイパスは、静岡県の島田市野田(野田IC)と掛川市佐夜鹿を結ぶ延長10.4kmの道路です。全線が暫定2車線、信号なしで開通しています。東側(野田IC)は国道1号藤枝バイパス、西側は国道1号日坂バイパスにそれぞれ直結しています。

 静岡県内を東西に結ぶ国道1号の藤枝・掛川・磐田・浜名の4バイパスが2005年3月に無料化されて以降、それらとつながる島田金谷バイパスは交通量も増えており、大井川に架かる新大井川橋は、朝夕を中心に渋滞しているといいます。

 さらに2012年には新東名高速が開通し、新大井川橋は島田市街と新東名の島田金谷ICを結ぶ主要ルートに。加えてバイパス西側の菊川ICでは、静岡空港や御前崎港につながる地域高規格道路「金谷御前崎連絡道路」が2024年度に接続するため、今後ますます重要度が高まる見込みです。

 こうしたことから、暫定2車線で開通していた島田金谷バイパスは2012年度から全線にわたって4車線化事業が進められており、まず、2024年度に新大井川橋を含む旗指(はっさし)IC~大代IC間4.3kmが完成する予定です。

 浜松河川国道事務所によると、島田金谷バイパスの全線が4車線化した場合、野田IC~菊川IC間の所要時間は上下線ともに今より7分短い11~12分程度に短縮されるとしています。

 2024年9月24日、国土交通省中部地方整備局とNEXCO中日本名古屋支社は、今年度開通予定の道路をPRする取り組み「つながる中部42.6」を開始しました。対象は、東海環状道の山県IC~大野神戸IC間・いなべIC~大安IC間、国道1号の島田金谷バイパス・北勢バイパス、国道1号蒲郡バイパス(名豊道路)の4路線5区間です。

 両者は特設サイトを公開したほか、今後も整備効果の紹介や建設現場の動画配信などを展開していく予定です。

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