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NEXCO西日本、過去最大規模の「ETC専用化」一挙に32料金所 「新名神」現金車は容易に降りられない!?

乗りものニュース / 2024年12月14日 16時42分

新名神の高槻JCT-神戸JCT間は、途中ICが全てETC専用(一部スマートIC)となる(画像:写真AC)。

NEXCO西日本は2024年12月13日、新たに32か所の料金所をETC専用にすると発表しました。

NEXCO西日本の「ETC専用IC」一気に増えます!

 NEXCO西日本は2024年12月13日、新たに32か所の料金所をETC専用にすると発表しました。

 2025年2月20日に中国地域、2月27日に四国地域、3月4日から3月12日の間で関西地域、3月17日に九州地域において順次、ETC専用運用を開始します。

 国策として進められている高速道路の「ETC専用化」の一環ですが、NEXCOの高速道路ではこれまで数か所ずつ、徐々に進められてきました。現状でNEXCO西日本管内は28か所。ここから一挙に32か所ものETC専用化を表明するのは、NEXCOの高速道路で過去最大規模の運用変更となりそうです。

 関西地区では、新名神の箕面IC、川西IC、草津田上IC、さらに名神の大津ICもETC専用となります。

 これにより、新名神の高槻JCT-神戸JCTは途中のICすべてがETC専用運用(宝塚北スマートIC含む)となり、現金車は通過するしかなくなります。

 また、名古屋方面から京都方面へ向かう場合は、新名神の甲南IC(滋賀県)から名神の京都東IC、もしくは京滋バイパスの南郷IC(大津市の山間部)まで降りられません。渋滞時のルート選択の幅も狭まりそうです。

 ETC専用料金所は、現金車用の「一般」レーンが「サポート」レーンに置き換わります。

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