川栄李奈、ＤＶ・児童虐待の相談窓口をＰＲ 「体の暴力だけでなく、言葉の暴力もＤＶ」

キャンペーンのナビゲーターを務める川栄李奈

　「＃８００８（はれれば）・１８９（いちはやく）普及啓発」記者発表会が４日、東京都内で行われ、女優の川栄李奈、ＤＪ　ＫＯＯが出席した。

　内閣府では、１０月から、配偶者等からの暴力（以下：ＤＶ）及び児童虐待を未然に防ぐとともに、被害の拡大防止を図るためのキャンペーンを実施している。

　本キャンペーンのナビゲーターを務める川栄は、身体的暴力はもちろん、暴言、必要な生活費を渡さないなどの経済的暴力もＤＶに含まれることに触れ、「ＤＶって、殴る蹴るだったり、体の暴力のイメージがありましたが、言葉の暴力もＤＶに入ることを今回知りました。例えば、家でやられていても、他の人は気付けない。１人で悩まないでぜひ相談してほしい」と訴えた。

　また、児童虐待相談ダイヤル「１８９（いちはやく）」についてもＰＲ。「相談無料。匿名可能で、証拠は要りません」とし、「虐待を受けている子どもは自分でＳＯＳを出せない。周りの人が気付いてこの番号に掛けてほしい」と呼び掛けた。

　ＤＪ　ＫＯＯも「暴力というのは何も産まない。負の連鎖でしかない」とコメント。自身には大学生の娘がいるが、「虐待のニュースがあったりするごとに、家庭内でそういう話をします」と明かした。

川栄李奈（左）とＤＪ　ＫＯＯ