1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

【インタビュー】映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』黒木華「スリリングで気持ちよく楽しめる映画です」ハラハラする夫婦の心理戦で見せた名演の舞台裏

エンタメOVO / 2021年9月9日 8時0分

-俊夫役の柄本さん、新谷役の金子さんと共演した感想を聞かせてください。まずは柄本さんから。

 佑さんとしっかりお芝居をするのは初めてでしたが、改めてすてきな役者さんだなと。常にフラットで、私が少し芝居の間を変えても、それに合わせてくださったのが、本当に楽しくて、すごく充実した撮影期間でした。

-金子さんはいかがでしたか。

 金子さんは、とてもフレッシュでした。お芝居に対してすごく実直ですし、いろいろな作品に出られているだけあって、勢いも感じました。佑さんとはまた違った雰囲気で、すごく面白かったです。

-お二人とのやり取りの中で、佐和子の異なる一面が引き出されたという手応えはありましたか。

 お芝居は相手がいてこそなので、それぞれ違う面を引き出してくれたと思っています。気負わず自然体でいさせてくださる佑さんとだからこそ、あの夫婦の空気感が出たし、金子さんのフレッシュさがあったからこそ、こちらも新鮮な気持ちで、「新谷先生、すてきだな」と思うことができたのではないかなと。

-佐和子という人物は、初めて見るときは「どこまでが本当なんだろう?」と思いますし、結末を知って改めて見ると、「この場面は、どんな気持ちで演じているんだろう?」と気になる、とても魅力的な役です。役者としてのやりがいを、どんなふうに感じていましたか。

 そんなふうに、見てくださる方に正解を提示しないところが、この映画の面白さですよね。監督も「グレーのまま終わる物語を見せたかった」とおっしゃっていたので、そういう意味では、すごくやりがいがありました。

-逆に、難しさを感じた部分は?

 普段から「どうやって演じよう?」と考えることはあっても、「難しい」という考え方はあまりしたことがなくて…。

-自分の中で答えを出して演じるのではなく、常に「どう演じよう?」と考え続けていると?

 私でなければ違う芝居になるでしょうし、監督の思いをみんなで一緒に作り上げていくものだと思っているので…。仮に「これが正解」と私が出したとしても、それは私のエゴなので、むしろそうならないようにいつも気を付けています。なるべくフラットでいたいな、と。そこは今回も変わりませんでした。

-なるほど。黒木さんのお芝居の魅力の一端が垣間見えた気がします。ところで、男性から見ると、佐和子だけでなく、「不倫がバレたかも?」と焦る俊夫とは対照的に、平常心で振る舞える相手の千佳にも女性の強さやしたたかさを感じましたが、黒木さんがより共感できるのはどちらでしょうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング