能登豪雨の犠牲者8人に…川に流された中学生含む4人は未だ安否不明 懸命の捜索続く

テレビ金沢NEWS

14歳の女子中学生を含む4人が流された輪島市の塚田川では、今も全員の安否がわかっていません。現場には女子中学生の同級生が訪れ、「本当なのかわからない」などと話しました。

23日、輪島市内を流れる塚田川には、100人は超える警察や消防の捜索隊が…水はいまだに茶色く濁っているものの、水の量は前日から大きく減りました。

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塚田川では、住宅4棟が流され、4人が今も安否不明の状態です。

その内の1人、中学3年生の喜三翼音さん14歳。少しでも高い所に避難しようと自宅2階にいたところ、家ごと流されたとみられています。

23日も翼音さんの両親が現場を訪れ、わずかな手がかりのもと川沿いの草むらに流れ着いた物を拾っては確かめる姿がありました。さらに現場には、翼音さんの同級生の姿も…

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同級生：

「明るくて、吹奏楽部で楽器がうまかった。みんな無事であってと言っている。本当なのか…まだしっかりわからない」

22日に塚田川で高齢男性が救助されましたが、その後死亡。警察は、川に流された4人のうちの1人とみて調べています。

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そして同じ輪島市では、「中屋トンネル」で土砂崩れが発生し、10人がヘリコプターで救助されましたが、そのうち2人が死亡。上空から捉えた映像でも土砂がトンネルの中まで入り込んでいるのが確認できます。

警察などによると、今回の大雨で県内では8人が死亡、少なくとも6人の安否や行方が分からなくなっているということです。

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