12星座【オヤジ度】ランキング！ 山羊座は見た目も心もオヤジ、蠍座はゴルゴ系オヤジ！

　一時期、「オヤジ女子」という言葉が流行りましたが、今では女子のオヤジ化は珍しくもなんともない普通のこととなりました。日々男性と競いながら仕事に全力投球、アフターファイブはビヤホールで白いヒゲをつけて「ぷはーっ」とビールを一気飲みなんてごく普通です。誰もがオヤジ化しているこんな時代に、一番オヤジ度の高い星座はどの星座でしょうか？　12星座ランキングでチェックしてみましょう。
 
■第1位　山羊座……見た目も中身もどっぷりオヤジ
　キングオブオヤジは山羊座！　何と言っても山羊座の上昇志向、金と権力を熱望するバブル的な感性は、まさにぎらぎら熱いオヤジ魂。ひ弱な平成男子に爪の垢を飲ませてやりたいほどです。残業に徹夜、と毎日のオーバーワークで顔もぎらぎらしています。髪型服装も実用優先で、女子らしい華やかさとは真逆のオヤジ路線まっしぐら。このままオヤジの星を目指してください！
 
■第2位　牡羊座……てやんでぃ江戸っ子オヤジ
　キングを僅差で争うのは牡羊座。そもそも短気でケンカっ早い牡羊座は、女の腐ったようなうじうじした奴が大嫌い。腐っていなくても、女性らしい奥ゆかしさや遠慮は苦手です。くしゃみするなら「ぶへっくしょ～い！」と思い切りよく。ビールも上品な薄いグラスで一口ずつなんて、まどろっこしくてやってられません。大ジョッキで一気のみして、威勢よくゲップする、オヤジの中のオヤジです。
 
■第3位　獅子座……ボスの風格漂うオヤジ
　獅子座は、見た目のインパクトと立ち居振る舞いに風格があり、いかにも大物感が漂います。オヤジはオヤジでも、屋台でコップ酒ではなく、バーで水割り、な雰囲気です。高級時計にブランドバッグやレイバンのサングラスがお似合い。なんにせよイマドキの若者の流行なんて気にしません。もちろんオヤジなんて気軽に呼べません。呼ぶなら「おやっさん」です。
 
◆第4位　天秤座……人が見てないところでオヤジ化
　天秤座は、人が見ているところでは、オヤジっぽさを出さないでしょう。流行を押さえた服装に、化粧もしっかりしていて、スキがありません。その分、人が見ていないところや、家族など気を抜ける相手の前では、反動が大きいのです。ヨレヨレのTシャツで、テレビの前のソファに横になり、お尻をボリボリかきながら、缶ビールをいただきます。オヤジ以外の何者でもありません。
 
■第5位　水瓶座……理科系オヤジ
　水瓶座のオヤジポイントは、教え好きであることと、モノマニアであるところ。IT関係など得意分野を親切丁寧に教えてくれて教え上手なのですが、あまりにも熱心になりすぎて細かい専門用語が飛び交いオヤジの講義的な感じになってしまう可能性があります。モノマニアな点も同様。新しい端末のスペックについて語っても、いまひとつ盛り上がっていないことに気付かないのはオヤジ化要注意です。
 
■第6位　蠍座……ゴルゴ系オヤジ
　洞察力の鋭い蠍座は、人の心の裏側が見えてしまうので、子どもの頃から大人びていたでしょう。人生の裏側を見過ぎたせいで、大人になったばかりですでに人生にくたびれた感を漂わせています。仲よしの同僚も一皮むけば互いを牽制し合うハゲタカたち、先輩と慕う後輩はライバルにもいい顔をするコウモリ。そんな裏を知る蠍座の顔には、誰も信じられないという諦念と共に深いゴルゴしわが刻まれていくのです。
 
■第7位　射手座……自分語りが止まらないオヤジ
　身軽で若々しい射手座ですが、自分語りを始めると止まらなくなる点がオヤジ度を高めています。特に「昔はヤンチャしててさ」的なオヤジ語りになりやすい点が要注意。誰も知らない昔の自分のことを語っているうちに、ついついどんどん話が大きく大げさになっていきます。ついには「自分が一声かければ数千人集まる」と、オヤジの鉄板名言が飛び出すことに。
 
■第8位　牡牛座……昭和の香りオヤジ
　普段からキチンとした牡牛座は、ガサツなオヤジとは無縁です。けれど、その潔癖さ、昭和のオヤジ的な古くささが、オヤジ臭をかもしだす可能性があります。昭和的なA、B、Cの男女交際の順番やら、結納金やら、持参金やら、奥ゆかしい昔ながらの手順に乗っ取ったお付き合いへのこだわりなどなど。見た目の柔らかさに反する、頑固オヤジ的魂の持ち主なのです。
 
■第9位　乙女座……奉仕精神が行きすぎれば社畜オヤジ
　基本的には気配りと気遣いの乙女座は、オヤジ臭さとは無縁のさわやか清潔なタイプです。が、本来、奉仕精神豊かなので、会社に尽くす気持ちが行きすぎれば、その先に化す最終形態は社畜オヤジです。女子らしい日々の潤いと細やかな気配りをすべて犠牲にして、会社のために尽くす乙女座のオヤジっぷりには涙を禁じえません。早く正気に戻ってくれるよう祈るばかりです。
 
■第10位　双子座……オヤジジャンルに縁がない
　イマドキ情報に詳しく、最近の音楽を聴き、今風の服を着て、携帯や電子機器も最新の情報で選別している双子座には、オヤジ的ジャンルが入る隙間がありません。オヤジが好きな昭和ジャンルの歌謡曲や、水割りなどのアルコールも、カスリもしないいさぎよさです。オヤジ的ジャンルにまったく縁がない双子座は、オヤジ的感性も理解できないでしょう。
 
■第11位 蟹座……オヤジ的感性を嫌悪
　蟹座は、みんな仲よく楽しくをモットーとする星座。そんな女子校的感性の蟹座に対して、上から圧力をかけてくるのがオヤジ的存在です。まして、男尊女卑のオヤジ感性だの、渋さを追求するオヤジ美学だの、組織で生きのびるためのオヤジ兵法学なんて、まさに嫌悪と憎悪の対象！　女子高生と蟹座は、オヤジのパンツをはしでつまんで捨てたいと思っているのです。
 
■第12位　魚座……オヤジには理解不能
　魚座のすべての判断基準は、「カワイイ」か「カワイくない」か。オヤジにはまったく理解不能の領域です。仕事においても、利害関係上下関係を無視して、ライバル部長のまあるく突き出たお腹を「アヒルみたいでカワイイ！」と言うなど、オヤジの理解を超えています。そんな魚座自身は、カワイイ受け答えでオヤジ受けがよかったりするのですが。
 
　オヤジとは、ある意味では自分を犠牲にして会社や社会のために尽くす、崇高な生き方とも言えるでしょう。そのために、ガサツになったり、説教臭くなったり、靴下やワイシャツがオヤジ臭をかもしだしたりするのは、仕方ないのではないでしょうか。オヤジが頑張ってくれているから、今の日本があるのです。オヤジ、バンザイ！
（高橋桐矢）