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【占い婚活奮闘記】漫画のキャラと相性占いをする幼少期、人生19年目に出会った運命の王子様とは!?

占いTVニュース / 2017年4月22日 21時0分

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――お嫁さんになりたい! ……と夢見て34年。23歳で婚活をスタート、出会ったダンナ様候補は100人以上。出会い、相性、結婚について占ってもらった占い師も100人以上。気づけば婚活&占い歴10年以上。それでも手に入らない幸せな結婚。そんな結婚ドリーマー・茶ふみが、最後の婚活に乗り出した! 目指せ、東京オリンピック婚!!

 11年におよぶ私の婚活人生を語る上で、外すことのできない「占い」。そんな占いとの軌跡を振り返ります(これまでのお話はこちら)

■ドラマ、少女漫画、ファンタジーに夢中だった幼少時代に出会った12星座の本

 子どものころから夢見がちだった私は、4つ上の姉の影響で、いつも漫画とドラマに囲まれていました。周りの同級生が好きな男子の話で盛り上がる中、私の恋の相手はいつも漫画かドラマの中の人。

 『ときめきトゥナイト』の王子様キャラ・アロン、『天使なんかじゃない』のぶっきらぼうだけど実は一途な江ノ本くん、『ドラゴンボール』の悟飯、『キャプテン翼』の松山くんが大好きで、切り抜きを集めたり、物語で彼女ができると、「なんなのこの女!」と本気でイライラし、しばらくはショックを引きずるような子でした。

 ドラマは、『東京ラブストーリー』にどはまり! 江口洋介さん演じる三上くんに恋して、三上くんが好きな、さとみ(有森也実)になりきって、私だったらこうするのにな……と妄想全開の毎日。

 そんな恋に恋して妄想を楽しんでいたある日、「占い」に出会ったのです。

 イラストがかわいくてカラフルだった『12星座の本』に惹かれ、誕生日で性格や相性がわかる占いにどんどんはまっていきました。漫画やドラマのキャラクターとの相性を片っ端から占い、その結果に一喜一憂。自分と同じ星座だとわかると、すごくうれしくて、気になる人の誕生日をチェックする癖がついたのもこの頃でした。

 また、私は蟹座なのですが、「蟹座は母性が強くて家庭的」という文章を見て、「結婚して主婦になりたいという夢は間違っていなかった!」と確信。将来の夢が、「東京に行くこと」「結婚すること」の2つに決まった瞬間でした。

■現実に王子様が!? 初彼で幸せ絶頂も、長くは続かず……

 高校時代までは漫画やドラマの王子様に恋していた私でしたが、大学進学ともに念願だった東京生活をかなえ、そこで運命の王子様に出会ったのです!

 友達といった大学のサークル新歓で出会った、笑顔がステキな3つ上の先輩・三上くん。女子高育ちで生身の男性と言葉を交わしたことがなかった私が戸惑っているところ、ステキな笑顔で優しく接してくれた三上くんに一目惚れ。しかも、顔がドストライク。まさに理想の王子様があらわれた! と雷が落ちたような衝撃を受け、一瞬で恋に落ちました。

 迷わずサークルに入会し、三上くんの男友達に協力をお願いして、彼女になるため試行錯誤。サークルの集まりで私が三上くんを好きだということをばらされ、やけになった私がみんなの前で思わず「好きです、結婚してください!」と三上くんに告白するも撃沈。それでもあきらめきれない私。三上くんが彼女と別れたと聞き、チャンスとばかりに悩みを聞いたり食事に行ったりしているうちに、付き合うことになったのです。

 しかし、人気者の三上くん。友達の予定がぎっしりでなかなか会えず、家に遊びに行っても全然2人きりになれません。せっかく付き合えたのに、全然楽しくない……。不満ばかりが募って、会うたびに文句を言うようになりました。彼の友達にも文句を言っていたため、気づけば評判の悪い彼女になっていました。

 そして、とうとうある日、三上くんに「いい加減にしろよ!」とキレられ、修復不能に。6カ月でお別れとなりました。

 漫画のキャラに恋していた私が、人生19年にしてようやく出会えた現実世界の王子様だったのに……。あまりにもつらい三上くんとの別れを1人ではどうすることもできず、私は翌日には、京都に住んでいた姉の元へいくために、新幹線に乗り込んでいたのです。

■初めての対面鑑定! プロの占い師の実力とは?

 京都から東京に戻っても、なかなか癒えない失恋の傷。もう一生恋ができないんじゃないか、三上くん以上の人なんてあらわれるはずはない、人生お先真っ暗……と落ち込んでいたとき、前々から気になっていた新宿駅西口の占い師の行列に、藁にもすがる思いで並んでいたのです。

 2時間ほど待ったあと、ようやく自分の番がやってきました。優しい眼差しが印象的で、占い師というよりは、「母」という言葉がぴったりな柔らかな物腰の方でした。

 開口一番、占い師の母は、「あら、何だか暗い顔なさってますね?」と言いました。私は三上くんとの恋の顛末を一気に話しました。

 すると母は、分厚い本をパラパラとめくり、私の生年月日と出生時間を見ながら何やら難しい漢字を紙に書き、サイコロを2回ほど振りました。

母:「その人は、去年の4月に出会った方かしら?」
私:「(え! 何でわかるの!?)そ、そうです!!」
母:「そんなに落ち込むことないわよ。すぐにいい出会いがあると思うわ。そうね、6月頃かしら」

 三上くんと出会った時期を的中されて驚愕! 占いは好きだったけど、対面鑑定は初めてで、でここまでズバリ当てられるとは思っていませんでした。その占い師が出会いがあるというなら、信じてもいいのかも……と、一気に心が軽くなり、前向きに新しい出会いを探すことにしたのです。

 それから数カ月後、バイト先の友達から紹介された人に告白されて、晴れて交際がスタート。なんとそれは、まさに母が予言した6月のことでした。8個上の人で、「卒業したら結婚しよう」とプロポーズ的なことも言われました。

 「これも母の占いを信じたおかげだわ」と、すっかり母の占いに魅了された私は、その後もことあるごとに新宿駅の西口に出向いては、長い列に並んで占ってもらうようになりました。

 それから数年後、占いのせいで私の人生は思わぬ方向へと狂い始めるのです。ああ、当時の私に教えてあげたい! 「それ以上、占いにハマっちゃダメ……」

★茶ふみ(ちゃふみ)
九州生まれ。お嫁さんになることを夢見て、気づけば34歳に。婚活&占い歴10年以上。出会った男性&占い師は100人以上。ドラマ『東京ラブストーリー』に憧れ、大学進学を機に上京。学生時代に初めて対面鑑定を受けて占いにはまるも、占い師の言葉に左右され過ぎて一時占いを断つ。その後、独学で占いを勉強し、あらためて占いの魅力に気づき、占いで夢の結婚をかなえようと心機一転。憧れの奥様像は「VERY妻」。

>>NEXT:【占い婚活奮闘記】占い師さん、私の運命の伴侶はどこ!? 婚活歴10年超、遠のくばかりのマイドリーム

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