【8月の惑星予報】葛藤と混沌の1カ月 自分を見失わない現実感覚を大切に！

――太陽が昼と夜を決め、月が潮の満ち引きを決めるように、普段意識していない天体・惑星も私たちに影響を与えています。さて、惑星たちは一体どういうパワーを私たちに投げかけてくるのでしょうか？　惑星予報で1カ月の動きを知り、星のパワーを上手に使っていきましょう！

■8月の惑星予報
『迷いや混沌に自分を見失いそう』ときどき『葛藤の中から新たなものが見える』
（ホロスコープ図はこちら）

★8月の注目DAY★
（1）8/6……金星が乙女座入り。恋人への不満が爆発!?
（2）8/13……逆行していた土星が順行へ。長期計画に最適。
（3）8/28……金星と木星が重なる。吉星2つが会合する日。

■8月の主な惑星の動き

　今月は、太陽は獅子座にありながらも、水星と木星は乙女座にあり、6日には金星も乙女座入りするため、獅子座太陽の明るく開放的なムードよりは、乙女座のきっちり真面目なムードが優勢になります。

　また、乙女座が属する「柔軟宮」というグループのエリアには、すでに火星と土星、海王星が滞在しており、先ほどの、乙女座の水星、木星、金星を合わせると、実に半数以上の惑星が柔軟宮に集中します。

　柔軟宮は、ただでさえ季節の移り変わりの時期を象徴し、迷いや変容をうながすエリア。今月はそこで星たちが次々とハードな角度を結ぶため、迷いや葛藤、それによる気づきがいろいろありそうな気配です。乙女座的な分析力や批判眼によって、考え過ぎてしまう傾向も出てくるかもしれませんし、海王星の影響が強いことにより、どこか本来の自分を見失いがちな1カ月になるかもしれません。しっかりと自分を保って8月を過ごしていきましょう。

■8月の注目DAYはこう過ごそう！

（1）8/6……口ゲンカや批判しすぎには気をつけて
　愛情を司る金星が「乙女座」に入ります。高い理想を求めてしまったり、完璧主義の傾向が出てくるため、恋人に厳しい目を向けてしまいそう。しかも、乙女座と同じ柔軟宮・射手座にいる火星とは不調和な角度とるため、もめごとに注意が必要です。そのうえ、この日は知性やコミュニケーションを司る水星も、制限を与える土星、幻想の海王星とハードな三角形を結びます。言いづらいことを言い合う、誰かの言葉で理想が壊れる、などといったことが起こりそうです。物ごとは感情に任せず、現実的に考えるようにして。

（2）8/13……長期計画の再開！　コツコツ進めていこう
　今年の3月末から射手座で逆行していた土星が、順行に戻ります。逆行期間中は、射手座が持つテーマである「自分の理想や信念へ進むこと」が滞る暗示がありましたが、順行に戻ることで、コツコツと未来の理想へと長期計画を進められるようになっていきます。ただし、もともと土星は重たい抑制力を与えてくる上に、この日からしばらくは海王星や金星とハードな角度を結びます。楽しい気持ちや夢見る気持ちが制限される、もしくは逆にタガがはずれてやりすぎてしまうようなことも起こりそう。混沌とした星のエネルギーに飲み込まれないよう気をつけましょう。

（3）8/28……課題の裏にあるご褒美を見逃さないで
　「愛と美の金星」と「拡大と発展の木星」が乙女座エリアで重なります。占星術では吉星といわれるこの2星が重なるラッキーな配置は、基本的に1年に一度。本来なら、恋愛や金銭面において大きな発展があったり、幸運がもたらされやすい配置ですが、今回は同時期に火星と土星という凶星2つも重なっているため、それほど大きな発展飛躍はないかもしれません。ただし、大きな星たちに葛藤のエネルギーが働くときは、地上の人々にも大きな課題が与えられるとき。この月末あたりに降りかかる問題や、自分の中での決めごとを、しっかり現実的に取り組むと後々大きなご褒美がありそうです。

　花火大会やお祭り、お盆休みでの帰省や旅行など、イベントごとが多い8月。星回りは少しハードですが、星のエネルギーを先に知ることで、余計なもめごとや迷いは回避していくことができます。しっかりと自分を持って、楽しい夏を過ごしてください。
（永沢蜜羽）

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