12星座【本気出したらすごい】ランキング 射手座の潜在能力は桁違いだけれど……!?

　身近に、本気出したらすごそう、という人がいませんか？　実際そういう人の本気を見ることはめったにないのですが、だからこそ、期待は高まるばかりなのです。今回はそんな、「本気出したらすごい」と思われがちな星座をランキングで紹介しましょう。

■第1位　射手座……潜在能力は桁違いだけれど
　人は一生に3回、本気を出す、と言われているようないないような。ところが、射手座の場合は違います。そんな簡単に本気を出すはずがないのです。なにしろ射手座の眠れる潜在能力は、ほかの人とは桁が違うのですから。勉強でも運動でも芸術でも、射手座は「本気出したらすごそう」な、キレッキレのオーラを出しまくっています。……その本気を見ることができるかどうかは、当の射手座にもわかりません。

■第2位　獅子座……「本気出したらすごい！」と、本人の弁
　第2位の獅子座も、眠れる潜在能力はかなりのものです。本人もよくわかっているので、なにかと「本気出せば」と言うのが口癖になっています。こけおどしではなく、本当にすごいんです。ただ、その本気を見せるに値する、ドラマチックで決定的なシチュエーションが今までなかっただけなのです。もったいなくて出し惜しみしているうちに、どんどんハードルが上がっていくのを、本人もひしひしと感じているようです。

■第3位　牡牛座……能ある牛は角を隠す
　牡牛座も、いざというときのパワーは、ものすごいものがあります。やればできる子なのです。でも恥ずかしがりで控えめな牡牛座は、その力を隠しています。遠慮しているだけでなく、できる人として目をつけられたくないという計算もあるのです。そうです、「能ある牛は角を隠す」のです。決してひけらかしたりしません。本当に本気を出すべきときのために、しっかり研いで、とっておくのです。

　第4位・山羊座の本気モードは3段階。第1モードは残業時、第2モードは決算時に発現しますが、第3モードはめったに見られません。第5位の牡羊座は、わりとよく本気を出すタイプでしょう。というより、本気とそうでないときの使い分けができない模様。

　第6位・蠍座の場合、ありかなしかのどちらかしかないため、スイッチが入れば即、本気モードになります。そうなったらことが終わるまで戻りません。第7位の乙女座は、平常心がもっとも効率がいいと知っているので、本気出したらすごいなどと考えもしないのです。

　第8位の魚座は、本人的にはいつも本気のつもりですが、まわりは、「あの人はいつ本気を出すんだろう？」と疑問に思っているでしょう。第9位の水瓶座は、本気を出していると思われるのが嫌なタイプです。いつもちょっとだけ斜にかまえて、余裕でいたいのです。

　第10位の天秤座も、「本気ってちょっとカッコ悪い」と思ってしまう人。そもそも、本気になる前に飽きてしまいます。第11位・双子座は、本気と書いて「マジ」と読むような人は嫌いです。生まれてくるときに本気をどこかに忘れてきてしまったのでしょう。

　そして第12位は、蟹座。本番に弱いタイプです。本気を出さなくちゃと思った瞬間、パニックになってしまい、いつもの力の半分も出せなくて、練習のときのほうがずっと上手だったのに……と、枕を涙で濡らすのです。

　もしかしたら、本気出したらすごい人たちの本気が出ないまま、なにもない日常が過ぎていくほうが、平和なのかもしれません。
（高橋桐矢）

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