近いうち世界からチョコレートが消える!? 深刻なカカオ不足の理由とは

VenusTap / 2014年12月15日 21時50分

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あなたはチョコレートがお好きですか? もし好きなら、最近チョコレートの値段が上がったり、同じ値段でも量が少なくなっていたりしていることに気づいていますか?

チョコレート好きには悲しいことですが、なんとカカオ豆の生産が年々減り続けており、将来とても値段の高い食べ物になってしまう可能性があるというのです。

そこで今回は英語圏のニュースサイト『The Washington Post』を参考に、世界のチョコレート不足の実態についてご紹介しますね。

■カカオの消費量は年間7万トン!

世界の2大チョコレートメーカーであるMars. Inc.とBarry Callebautの調査結果によると、昨年世界で消費されたチョコレートに含まれるカカオは7万トンだそうです。

そして、チョコレートの消費量は増え続けており、2020年には100万トンに、2030年には200万トンにまで増えるという予想があります。数字だけみてもスゴい量ですよね。

■カカオ豆の生産が減りつつあるわけ

ところが近年では、チョコレートの消費量は増えているのに、カカオ豆の生産がどんどん減っているというのです。

世界で一番カカオ豆を生産しているところがどこだかわかりますか? 正解は西アフリカのコートジボワールやガーナで、世界のカカオ豆の約70%がここで生産されています。

ところが、カカオ豆農業は実入りが少ないので、近頃ではコーンなどに切り替える農家が増えているとか。世界カカオ豆協会によると、すでにカカオ豆の生産は昔に比べて約30~40%も減っているということです。

■チョコレート消費はなぜ増加している?

近頃では中国などの新興国で消費が伸びていること(西洋人より5%も多く食べているそう)、ハイカカオであるダークチョコレートの流行していることなどがあいまって、世界的にチョコレートの消費量が増えているようです。

普通のチョコレートにはカカオは約10%ほどしか含まれていませんが、ダークチョコレートにはカカオ70%以上なんていうものもあります。ですから、生産が追いつかない状況なんですね。

最近では、“ハイブリッドのカカオの木”なるものが登場し、従来の木より約7倍ものカカオ豆がとれるそうですが、香りはイマイチとか。このような背景で、カカオ豆の値段は2012年と比べても、すでに約60%も高くなっているのです。

いかがでしたか? 以上、もしかしたら近い将来、チョコレートがとんでもない高級品になるかもしれない可能性についてご紹介しました。そうなる前に、誰か手を打ってくれないものでしょうか。だって、チョコレートのない世界なんて想像できますか? 女性にとってチョコレートは必需品ですから。

VenusTap

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