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台風13号接近で高潮に要警戒

ウェザーニュース / 2018年8月7日 11時0分

ウェザーニュース

台風13号は9日(木)に関東に最も近づく見込みです。大雨や暴風はもちろん、沿岸では高潮の恐れもあります。11日(土)が新月ということで、満潮時の潮位は比較的高くなります。

台風が関東に近づく9日(木)9時の中心気圧は975hPaと予想されています。7日(火)10時の東京の気圧は1009hPaですので、「吸い上げ効果」だけで25cm以上、潮位が高くなりそうです。

さらに台風が東京湾や相模湾の西側を通った場合は、南からの風が強まるため、「吹き寄せ効果」も加わることになります。波も高くなることで、普段は海水が流れ込まない所まで押し寄せることがあるため、注意が必要です。

吸い上げ効果と吹き寄せ効果について

【吸い上げ効果】
台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がる現象。外洋では気圧が1hPa低いと海面が約1cm上昇するといわれています。

【吹き寄せ効果】
海水が風によって海岸に吹き寄せられて海面が上昇すること。特にV字形の湾では、奥へ狭まる地形によって海面上昇が助長させるため、特に海面が高くなります。

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