【世界に誇る絶景】日本三大夜景
ウェザーニュース / 2018年11月1日 16時30分
2020年の東京五輪を控え、日本への関心が高まっています。私たち日本人が、もっと日本のことを知るため、日本の風景を探っていきます!
東京をはじめ、世界的に見ても人口密度の高い都市を持つ日本。その賑わいは、夜の風景にも現れています。
都市が自然風景とも相まって美しく輝く夜景にスポットを当てました。
函館山からの夜景(北海道)
旅行サイトの「行ってよかった夜景」でNo.1を獲得したり、眺望がミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに3つ星として掲載されたりと、名実ともに日本を代表する景勝地。街灯りに加え、イカ釣漁船の灯りも夜景を引き立てているのが特徴です。
▼アクセス(ロープウェイまで)
市電・十字街電停から徒歩約10分
函館駅から車で約10分
【ウェザーニューススタッフレコメンド】
陸地の形が夜景によってきれいに映し出されます。真っ暗な海との対比で、街の明かりがより輝いて見えます。
また、都会のように高いビルがないので、夜景が遠くまで広がるように感じることができます。
光の色も、LEDのイルミネーションのような色だけではなく、手前側には、温かみのあるオレンジ色の光も見ることができます。
摩耶山からの夜景(兵庫県)
摩耶山にある掬星台からの夜景は、昭和天皇もご覧になられたという夜景スポット。「手で星が掬える」ぐらい高いことから名付けられた掬星台からは、神戸から関空までを一望できるスケールの大きい夜景になっています。
▼アクセス
市バス18系統「摩耶ケーブル下」
まやビューライン「星の駅」すぐ
【ウェザーニューススタッフレコメンド】
日本三大夜景としては摩耶山からですが、六甲山からも神戸の夜景を堪能できます。
せっかくなので、六甲山牧場や有馬温泉など、周辺施設と合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
稲佐山からの夜景(長崎県)
夜景鑑定士3500人へのアンケート(2012年)では、香港・モナコと並び「世界新三大夜景」に選出されるなど、屈指の夜景であること間違いなし。
また、福山雅治さんの出身地としても知られ、ご本人の長崎凱旋ライブでもオススメされるなど、話題も尽きないスポットです。
▼アクセス(ロープウェイまで)
ロープウェイ前バス停から徒歩で約2分
長崎出島バイパスから車で約15分
【ウェザーニューススタッフレコメンド】
夜景はもちろん、展望台に行くまでのLEDライトのトンネルもキレイ!
また、展望台の足元にあるライトの中には、ハート型のものがあるので、見つけると良いことがあるかもしれませんよ〜。
夜景に最適なシーズン?
夜景を見るなら秋〜冬のイメージという方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、秋〜冬はこんなメリット(?)があるんです。
1. 夜が長い
ご存知の通り、夏至は昼の時間が一番長く、冬至は短くなります。つまり、冬のほうが夜がより長いため、夜景を楽しめる時間も長くなります。日の入りも早いため、遅くまで起きていなくても楽しみやすいとも言えますね。2. 空気が澄んでいる
気温も湿度も低いこの時期は、空気中の水蒸気が少なく、同時にチリやホコリも舞いにくくなります。そのため、空気中の不純物が少なく、遠くの方まで明かりを綺麗に見渡せます。また、太平洋側では雨が降りにくくなるため、単純な行きやすさという意味でも良いシーズンかもしれません。ただし、寒いので防寒は必須です!
写真を撮りたくてスマホを見ていると、目がスマホの光に慣れてしまって、明かりが弱く感じてしまうことも・・・。そんなときは、夜景を見る前に、30秒くらい目を閉じてから見ると、より光が明るめに見えるのでオススメです。
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