秋冬のドライブは西日に注意 眩しい時間が夏の約1.5倍に
ウェザーニュース / 2018年10月30日 16時0分
この時期に車を運転していると、妙に気になる夕方の太陽の眩しさ。なんとなく、「秋冬の方が夏よりも眩しい」と感じる方もいらっしゃるかと思います。ということで、実際に冬の方が眩しいのかを調べてみました。
運転時に危険な太陽高度は
「10°〜30°」

科学警察研究所によると、地表で受ける太陽エネルギーは季節にほぼ関係なく、太陽高度に依存しています。
そして、交通事故率が高いのは太陽高度が10°〜30°。ちょうど、運転中に太陽の光が直接入りやすい角度にあたることがわかりました。(逆に0°〜10°になると、建物等で遮られ、交通事故率は一気に下がります。)
では、交通事故率が高い太陽高度(10°〜30°)がどの時間帯に当たるのか、千葉を例に調べてみました。
秋冬は夏より1.5倍長時間、眩しい

太陽高度は1日の中でも変化しますが、季節によっても異なります。そのため、千葉の夏至に近い6月1日と、冬至に近い12月1日で比較してみます。
夏至に近い6月1日の場合、交通事故率の高い時間が約100分となりました。
しかし、冬至に近い12月1日の場合、交通事故率の高い時間が『約150分』となりました。夏と比較すると、太陽高度10°〜30°の時間帯が1.5倍長いことがわかります。
運転中はサングラス等で視界の確保を
結果、冬の西日自体が眩しいのではなく、眩しいと感じる時間帯が夏よりも長いということがわかりました。
視界が遮られると、歩行者や障害物、対向車を認識できずに大事故に繋がってしまいます。
交通事故を少しでも減らすため、眩しい時はサングラスやサンバイザーを活用して、視界を確保するようにしてください。
参考資料など
科学警察研究所:太陽の眩しさが交通事故に与えた影響の分析(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejipm/67/5/67_67_I_1055/_pdf)
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