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東は変色、西は倒木 台風が紅葉に影響している事が調査で判明

ウェザーニュース / 2018年11月6日 10時59分

ウェザーニュース


台風24号の通過による塩害によりソメイヨシノが季節外れに開花するなど、今年の台風による植物への影響が多くなっています。

見頃の所が増えてきた紅葉に影響がないのか、ウェザーニュースでは2018年10月25日〜28日に全国の会員を対象に周囲にある紅葉する木々の台風の影響について緊急調査を実施しました。
「影響なし」「倒木・枝が折れた」「葉が落ちた」「葉が変色」の4択の回答を分析した結果、未だに台風21号と24号の影響が色濃く残っていることがわかりました。

西は倒木や枝折れ、東は落葉や変色

10/25〜28実施 10,376人参加

特に影響が顕著なのが関東から近畿エリアです。
近畿エリアには「倒木・枝が折れる」が目立つ一方、関東南部や静岡には「葉が落ちた」「葉が変色」が目立つのがはっきりと現れています。

近畿エリアは台風21号の直撃により記録的な暴風が吹き荒れ、最大瞬間風速は和歌山で57.4m/s、大阪で47.4m/sなどを記録。木々が大きなダメージを受けました。

関東や静岡は台風24号の影響で風が吹き荒れましたが、風によるダメージ以上に塩害によるダメージが現れています。色づく前に葉が枯れて落ちてしまった木も多く見られています。

紅葉の名所にも影響あり

東西の紅葉の名所の一つである、ふなばしアンデルセン公園と大阪城公園に取材し、それぞれ担当の方に紅葉の状況について伺いました。

台風21号や24号の暴風雨による影響が大きかったとみられる大阪城公園は、「先日の台風21号、24号の影響で倒木や折れた枝が発生。伐採、撤去作業を進めていますが、毎年紅葉を楽しんで頂いている木々の枝や葉が少なくなり、ややボリュームに欠けるかもしれない」(大阪城公園)とのこと。

また、台風24号の塩害被害が大きかったとみられる船橋アンデルセン公園は、「南風が直接あたる場所の木々は、塩害で枯れてしまっています。ただ、敷地内でも南風が当たらない場所は塩害の影響はないため、全体の紅葉としては十分楽しめるのでは」(ふなばしアンデルセン公園)とのことでした。

紅葉の名所でも、普段通りの色づきが難しい所が出てきていることが分かります。
お出かけを予定している方は、現地の状況を確認してからの方が良さそうです。

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