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今夜、ふたご座流星群の活動がピークに

ウェザーニュース / 2018年12月14日 11時25分

ウェザーニュース

今日14日(金)夜、出現する流星数では年間最大の流星群である「ふたご座流星群」が活動のピークを迎えます。

気になる今夜の天気ですが、冬型の気圧配置となるため、西日本、東日本の太平洋側では広いエリアで観測できそうです。

日本海側のエリアは、寒気の影響で雲が広がりやすく、観測にはあいにくの空模様となる見込みです。

また、東北エリアは、太平洋側の地域でも雲の流れ込むタイミングがあるため、雲の隙間を探しての観測となりそうです。

ピーク時には1時間に40個以上の流星が見れる予想

★活動期間  12月4日~12月17日
★ピーク予想 12月14日(金) 21時頃
★母天体   ファエトン(小惑星)

ふたご座流星群は、出現する流星数の多さから、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と共に「3大流星群」の1つとされています。

極大を迎える今夜には、街明かりがなく空の開けたところでは、1時間に40個以上の流れ星を見ることが出来そうです。

ふたご座流星群の流れ星はほぼ一晩中出現しますが、少しでも多く流れ星を見たい方は、上弦前の月が沈んで放射点が高く昇る、23時以降の観測がオススメです。

ふたご座流星群の特徴は?

(1)毎年、多くの流星が出現
毎年、安定して多くの流星が出現する、当たり外れの少ない流星群といえます。

極大日の夜には、およそ90秒に1つ流れ星が見える計算になることから、15分ほど夜空を眺めていると、少なくとも1つは流れ星が見ることが出来そうです。

(2)ほぼ一晩中観測が可能
流星群に属する流れ星は、放射点という天球上の一点から流れます。

ふたご座流星群は、その名の通り冬に見頃を迎えるふたご座に放射点があるため、夜の早い時間に放射点が地上に昇ってきます。このため、活動期にはほぼ一晩中、ふたご群の流星を観測することが可能です。

(3)極大日を過ぎると流星数は一気に減少
ふたご座流星群には、ピーク後は短時間で活動が低下するという特徴があります。

極大日を過ぎると観測できる流星数は一気に減るため、晴れる予想のエリアの方はなるべく今夜の観測がオススメです。

※15日(土)の夜も、流星数は減るものの、ふたご座流星群の流星観測は可能です。

流星観測をする時のポイント

流星群に属する流れ星は、「放射点」と呼ばれる天球上の一点から四方八方に流れますが、放射点の近くほど流れ星が多く見えるということはありません。図の位置に流星群の放射点がある場合、A〜Cのエリアに流れ星が流れる確率は同じです。

放射点の方向にはあまりこだわらず、空を広く見るようにしましょう。

また、放射点から離れるほど長い流れ星が観測できるので、長い流れ星を見たい方は放射点から遠いエリア(図のC)を見るのがオススメです。

晴れているエリアでは、夜になると放射冷却が効いてより一層気温が下がるので、万全の寒さ対策をして観測をするようにしましょう。

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