インドネシアの火山 ソプタン山が噴火 噴煙は約7000メートル
ウェザーニュース / 2018年12月16日 12時10分
日本時間の16日(日)未明から、インドネシアのスラウェシ島北部にある火山 ソプタン山(SOPUTAN 標高1784メートル)で噴火が始まりました。
噴煙は山頂から約7000メートル(海抜約8500メートル 28000フィート)まで上がっている模様です。噴煙は山頂付近の高度では南東の方向へ、上空高いところでは南西から西の方向へと流れており、ひまわり8号による観測でも上空の噴煙が捉えられています。
警戒レベル3を継続
ソプタン山では、今年10月3日にも山頂から約4000mの噴煙を上げる噴火が起こり、インドネシアの火山地質災害防災センター(CVGHM)は国民に向けた警戒レベルの発表を、4段階中上から2番目のレベル3(SIAGA)に引き上げていました。
今回もレベル3を継続するとしていますが、山頂から4キロ以内と南西側6.5キロでは火砕流などに警戒し、降灰地域ではマスク等で肺を守るよう呼びかけています。
航空機の運航に影響のおそれ
この地域を管轄するダーウィンVAAC(航空路火山灰情報センター)は、航空向けカラーコードについて、4段階中最も上のランクであるRedを発表しました。噴火により多量の火山灰が大気中に放出されたため、それを吸い込むとエンジンの出力停止など航空機の運航へ重大な影響を及ぼすおそれがあるためです。
国際線の航空機は通常、高度1万〜1万3千メートルを巡航するため、噴煙が今後さらに上昇した場合は、上空を通過予定の航空機もルートの迂回等の影響が出る可能性があります。
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