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まるで太平洋に現れたおもち!? 千葉県外房で「だるま朝日」

ウェザーニュース / 2019年1月11日 8時45分

ウェザーニュース



今日11日(金)朝、千葉県九十九里町など外房では、日の出の際に太陽がくびれて見える「だるま朝日」が見られました。

千葉県勝浦市より(11日6時50分撮影)

今日11日(金)の関東地方は朝から風もほとんどなくスッキリと晴れています。
このため、地表の熱が上空へ逃げる放射冷却現象が強まり、冷え込みました。

だるま朝日が撮影された九十九里町に近い茂原では-2.0℃、勝浦市でも1.1℃まで気温が下がりました。

だるま朝日が見える原理

蜃気楼の一種で、朝冷やされた空気の下層と比較的暖かい海面付近との温度差が大きくなり、人の目に届く光が曲げられて、下側にもう一つ朝日があるように見えることで、だるま型になるといわれています。

この時期、千葉・外房付近の太平洋の海水温は15℃以上あります。今朝の冷え込みにより、温度差が大きくなったため、だるま型の朝日が見られました。

この時期の風物詩

空気はすぐに温度が変わり、水はゆっくりと温度が変わります。そのため、寒気や放射冷却などで急激に空気が冷やされることの多い、秋〜春は海水よりも空気のほうが冷たくなりやすく、“だるま”を見られることが多くなります。

海岸や港など日の出・日の入り方向の水平線が見える場所から、狙ってみてはいかがでしょうか?

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