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今冬は暖冬・少雪だった【冬の振り返り 2018-2019】

ウェザーニュース / 2019年2月27日 18時45分

ウェザーニュース

12月~2月の冬期間は全国的に気温が平年よりも高く、西日本を中心に記録的な高さになった所があります。また、日本海側の各地は雪が少なく、北陸西部から山陰では過去にあまりないような少なさです。

広島や福岡など統計史上最も寒くない冬

出典:気象庁

この冬は上空を吹く強い風、ジェット気流が日本付近で北に蛇行するパターンが続き、寒気が流れ込みにくくなりました。日本の南海上の高気圧が強かったこともあり、特に西日本方面まで強い寒気が南下することがほとんどなく、東海や西日本の太平洋側を中心に3か月の平均気温が平年より1.5℃前後高くなっています。広島や福岡など統計開始以来、最も高くなった所もありました。

静岡、宮崎、鹿児島で初雪観測せず

出典:気象庁

気温の高さに比例するように雪は少なく、特に北陸西部から山陰で平年を大幅に下回っています。鳥取は12月~2月の降雪量がわずか7cm、松江も6cmでいずれも1953年以降で最も少ない記録になりました。金沢や富山、福井も平年の2割程度にとどまっています。強い寒気の南下があまりなかったため、静岡、宮崎、鹿児島の3地点で初雪の観測がなく、鹿児島は22年ぶりの初雪なしです。

参考資料など

2月26日までの集計

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